SKE48でプロレスラー。荒井優希が語る、トリコロールな“コスチュームの魅力”はアイドル衣装とここが違う!
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SKE48の現役メンバーとしてアイドル活動をしながら、東京女子プロレス所属の女性プロレスラーとしても脚光を浴びている荒井優希。
2021年5月にプロレスデビューを果たすと、7月には参戦5試合目にして初勝を飾り、同年度の各種新人賞を獲得するなど、女子プロレスラーのニューカマーとして大きな期待を集めている。アイドルとプロレスの両立や、「自分だけの大切な1着」というコスチュームに込めた思いを聞いた。
「しょせんアイドルでしょ」と思われるのは覚悟していた
ーーアイドルとして活動しながら、プロレスに本格的に参戦するのはとても勇気がいることだったと思うのですが、この道を決意できたのはどうしてですか?
荒井優希(以下、荒井) コロナ禍になってからSKE48でやってきたようなライブができなくなって、活動が制限されることが多かったんです。それまではほとんど休みなくアイドル活動をしてきたんですけど、時間が生まれたので「何かにチャレンジしたい」と思っていました。そんなとき、「(プロレスを)やってみる?」と言われて、楽しそうだなと思って本格的に始めたんです。
ーープロレスに参戦してみて、周囲の反応はいかがでした?
荒井 SKE48の仲のいいメンバーたちに言ったら、みんな最初は驚いてはいたんですけど、めちゃくちゃ応援してくれました。ファンの方からは、プロレスが私のイメージとかけ離れすぎていたこともあって、「やりたくないのにやらされているんじゃないか?」と思われていたみたいで、最初は心配されていましたね。
ーーその状況が変化したのはいつ頃ですか?
荒井 アイドルの私を知ってくれてる方がプロレスの試合を見に来てくれて、リングの上の私の姿を見て、本当にやりたいことなんだって少しずつ理解してくれたみたいで。今ではたくさんの方に応援していただいています。
もともとプロレスが好きな人からは「しょせんアイドルでしょ」と思われるっていうのはわかっていたので、歓迎されないだろうなと覚悟はしてたんですけど、試合が終わった後にサイン会をやったら、半分ぐらいがプロレスファンの方で。「東京女子プロレスに来てくれてありがとう」という声をかけてくれたりして、プロレスファンの方たちの温かさを知ってうれしかったです。
ーー荒井さんがプロレスに真摯に向き合う姿を見て、応援したくなった方は多いはずです。昨年5月のプロレスデビューから約10カ月がたちましたが、アイドルとプロレスの両立は大変なのでは?
荒井 東京にある道場に行かないとプロレスの練習ができないので……名古屋でできることって本当に限られているんですよ。アイドルのライブとかは歌詞や振りを移動時間を使って覚えられるので、プロレスの練習の行き帰りに新幹線で頭に詰め込んだり。その時間に集中して覚えるようにしているので、両立は困ってないですね。
ーーアイドルとプロレスの、ここが似ているなと思うところはありますか?
荒井 みんなが全力で取り組んでいて、家族のように仲のいい雰囲気というのが東京女子プロレスのカラーだと思うんですけど、それはSKE48にも似てるところが多くて。みんな胸の中には熱いものを持っていて、「みんなで同じところを目指そう!」みたいな感じが温かいんですよ。なので、東京女子プロレスにも馴染みやすかったですね。
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