トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 城下尊之の「フラッと芸能解説」  > 田口淳之介のプロ雀士再起は光明になるか?
フラット芸能

元KAT-TUN田口淳之介のプロ雀士再起は落ちぶれ元ジャニの光明になるか?

元KAT-TUN田口淳之介のプロ雀士再起は落ちぶれ元ジャニの光明になるか?の画像1
田口淳之介 公式ツイッターより

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

 元KAT-TUNの田口淳之介さんと恋人の小嶺麗奈さんが復縁したそうです。

――「復縁」ってそもそも破局していたことも知りませんでした。

 田口さんと小嶺さんは2007年ごろから交際、同棲していると報じられていました。ところが、2021年に破局報道があったんです。ファンが離れることを恐れた田口さんがなかなか結婚に踏み切らず、小嶺さんが愛想を尽かして実家に戻ってしまったとか。ところが復縁して2人は家賃が手頃な1LDKに引っ越していたと「女性自身」2022年3月22日号(光文社)が報じています。

――へえ⋯⋯。へえとしか言いようがない。

 まあ、そうですよね(笑)。それはそれでいいんですけど、それよりも僕が気になったのは、田口さんがプロ雀士になったことです。3月5日、自身の公式Twitterで「#日本プロ麻雀協会 21期前期生として、本日正規合格を頂きました! これからは、プロ雀士としてもお仕事させて頂きます ぜひ一緒に麻雀しましょうね 晴れの日に良い報告が出来て嬉しいです」とツイートしていました。日本プロ麻雀協会のプロテストに合格したそうです。

――ええっ!

 まだプロになる前、彼が麻雀を打っているところを動画配信で見たことがあるんですが、なかなか堂に入ったものでしたよ。15歳くらいからパソコンのゲームで麻雀を始めたそうです。

――それは知りませんでした。

 それで活路を見出そうとしているのは、実にいい手だと思います。田口さんは、2016年3月末にジャニーズ事務所を退所して以来、個人事務所を設立し歌手として活動を続けていますが、2019年に大麻取締法違反容疑で小嶺さんとともに逮捕され、ともに懲役6月、執行猶予2年の判決が下っています。歌手としてはあまりよくないイメージが付いてしまったんです。でも、麻雀ファンはそんな不祥事は気にしないでしょう。いいところに目をつけましたよね。俳優の萩原聖人さんもプロ雀士としてテレビ出演するなどして活躍しています。そういう仕事もなくはない。

――歌って踊れるイケメンプロ雀士。いいかも!

 実際、「倍満の貴公子」と呼ばれているんです。「倍満(バイマン)」というのは、麻雀用語で高得点の手を指します。満貫(マンガン)、跳満(ハネマン)、倍満と点数が上がり、倍満は満貫の2倍の点数です。今後、プロとしてうまくいけば、女性の麻雀ファンが「田口さんのライブに行ってみよう」となるかもしれない。

――それはどうですかね(笑)。まあ、顔はイイですしね。

 プロ雀士になったと発表した翌日の3月6日には「今日1日で、フォロワーが500人近く増えました 感謝」とツイートしています。思わぬところで田口さんの活躍が期待できそうです。

――いや、ほんとビックリです。

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2023/02/24 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画