少女性的虐待の元大富豪エプスタインの共犯者「なぜ彼女はこんな犯罪に加担した?」
#しばりやトーマス #世界は映画を見ていれば大体わかる
ギレーヌは無罪主張でドキュメントは終わる。判決結果は…?
エプスタインの死後、ギレーヌは姿を隠す。彼の持つ秘密は公私にわたるパートナーである彼女が持っていると思われたからだ。パートナーが死に、金や権力が彼女に引き継がれるという図式は父ロバートが亡くなった時と似ている。有力者がばらされては困る情報を彼女はすべて、手にしているのではないか。消えたHDDはどこへいった? 父ロバートはモサドの諜報機関員であり、情報こそがのし上がるための武器だということも知っている。
ギレーヌは逃亡の果てにニューハンプシャーの邸宅に潜んでいるところを逮捕される。屋敷には「TUCKED AWAY」(隠れています)という名前がついていた(笑)。
ギレーヌは無罪を主張している。強権的で他人への共感に欠ける父親ロバートの影響を受けた彼女が父の死後、エプスタインという新たな強権的で性癖の歪んだ男から逃れられなかった、と同情的な判断はできるかもしれないがそれでも何十人もの未成年の女性を性的倒錯者に貢いでいた罪からは逃れられないだろう。
エプスタインの二の舞を恐れる当局はより厳重な監視を続けている。ギレーヌの兄弟は「15分ごとに光を当てて眠れないようにされるなんて虐待だ」と非難の声をあげているが性暴力の被害を与えたのはそっちの方だよ。
司法の手が迫っても「金と権力で何でもやり放題」と幼い頃から教え込まれた特権階級のギレーヌは逃げ切ろうとしてたんだから、被害者の痛みなんか気にしてもいない。
このドキュメントは彼女の公判が始まる前に制作されたため、裁判の結果は出ていないが去年末に彼女は有罪評決となり、最大で65年の懲役刑となる可能性がある。量刑言い渡しの期日は明らかにされていないが60歳の彼女は塀の外に出ることは叶わないだろう。
彼女は60年にわたって富と特権を享受してきたんだから、同じ年だけ苦しむのも自業自得?
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