庄村聡泰(ex-[Alexandros])TEAM SHACHI『TEAM』で宿るスーパータフストロングエナジーポ(中略)フロムサガミハラシ
#ショウムライター #TEAM SHACHI
ロックマンコラボソングに感涙!
そして、もう1つごめんなさい次曲の「Rocket Queen feat. MCU」なんですけれどもちとこれ自分にとっては完全にあのダメなヤツなんですよ何つってもこれってカプコン公認のロックマンコラボソングなんですよお願いです多分これに言及し始めると確実にこの記事文字数バーストしますから別で書かせて下さい俺ロックマン大好きなんですよ本当に大好きなんですマジで好き過ぎて俺この曲で泣いた事あるんです(本当の話です)お願いですお願いです……。
ここでアルバムはがらりと雰囲気を変えてグループの新機軸を聴かせにかかる。そう言う意味では続く「SURVIVOR SURVIVOR」と「MAMA」は最早連作と捉えて聴いてしまうのも良いだろう。
前曲までの言うなれば”わちゃわちゃ感”をぐっと抑えた前者はそのテンポ感も相まって随所に入るラップが実に良いスパイスとして効いており、サビの”虎”を”タイガー”そして”世界”を”せいかー”と発音させる事によりキーとなるメロディとして連呼される曲タイトルの”SURVIVOR SURVIVOR”の”ばいばー”と呼応させると言う押韻の回収が見事。そして後者はメンバーそれぞれの声質の違いの巧みな配置と歌唱の成長を感じさせ、また歌詞ではこの曲調に母性への感謝と卒業を込めると言うなかなかに珍しい、と言うか多分に挑戦的なタイプの楽曲でもあった。
そしてここからは言わば掲げるスローガンの”ブラスな”側面を強く打ち出した楽曲が続く。
スパイ映画的な雰囲気を漂わせるイントロ~AメロからエレクトロなBメロ、頭打ちのリズムを強烈に叩き付けるサビと言う少々強引とも取れる展開をスムーズに聴かせる構成が光る「JIBUNGOTO」。カリビアンなホーンセクションとカッティングからのサビで直線的になるリズムの裏ではベースがねちっこくうねる「HONEY」なんかはいっそいつかラテン語バージョンなんかで聴いてみたくもなる。TEAM SHACHIならやりそう(流石にないか笑)?華やかかつ王道の「かなた」を挟みつつ、ここからはライブ終盤での盛り上がりを想定された楽曲だ。そろそろ聴き手もアガりに掛かりたい気分である。曲中随所に挿入される早口のスキャットが印象的且つ何故かしっかりと歌詞にも印字されており(しかもひらがな)、その様がなかなかにシュールな「こだま」は最後の長尺スキャットに挑まんとして噛み続けるタフ民が続出する事請け合いであり、また冒頭から参加型コーラス並びに合いの手が用意されており、そこからヘドバンを誘うイントロへの導入がニクい(そしてエグい)「Rock Away」はライブでの熱狂が目に浮かぶ様。そして遂に宴もたけなわと言わんばかりに訪れてしまうのはエンディング。壮大なバラード曲「Today」にて堂々たるクロージングだ。
ラストの「Rainbow」はアンコール、もしくはエンドロールの赴きか。今まで散々振り回しといて何かいきなりやたらと”らしい”曲がきたもんだと思いきやその印象は大正解。クレジットには嵐の「Love so sweet」他多数や坂道グループ、またチームしゃちほこ時代からも曲提供を続けるyouth caseが名を連ねる。グループの出自に立ち戻る様なツボを押さえた展開は流石の一言に尽きる。改名前からのファンそして改名後のタフ民、そのどちらの元にもしっかりと花束を届けてくれる様な楽曲であった。
筆者が運営するブランド「SNACK NGL」のSpotify内ポッドキャストコンテンツとして「SNACK NGL NOMINA GA LEARNING」なるものをやっているのだが、直近の会にメンバーである咲良菜緒さんが訪れてくれた(まさかのお客に面食らった)際にアルバム、書きますよ! なんて言ったら許可が出てしまった事(ありがとうございます)が由縁の当記事であるが、寛大なサイゾー編集部の胸を借りて、後々5曲目の「Rocket Queen feat. MCU」のレビューと共にロックマン愛と何なら先日行って”ヨガファイヤーを出す”と言う夢を叶えてくれたストリートファイター展の感動(渋谷モディ2階東京アニメセンターにて3/27まで行われております)をぶちまけてやろうと思います。
咲良菜緒さんが自身の音楽ルーツやグループの関係性、そして当アルバムの楽曲についても語ってくれた「SNACK NGL NOMINA GA LEARNING」を
聴いてみそみそ かけてみそみそ 首都変えてみそ 首都移転計画
それでは。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事