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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > ロバート馬場は料理だけでおもしろい!

ロバート馬場は料理だけでおもしろい!『さんま御殿』で見せた超芸人の境地

馬場はすでに、料理の話をするだけでおもしろい…!?

 ご時世もあり外で何かをするより、家で何かをすることが多くなっている今、料理は家で簡単に出来る趣味のひとつだ。このコロナ期間中に料理を覚え、料理を趣味にした人も少なくないだろう。

 昨今のサブスク時代に料理の情報を得るコンテンツは山ほどある。それを取捨選択し自分にあったものを探す……皆さんだったらどういうものを探すだろうか?

 できればわかりやすいもの。なるべくこだわっているもの。あるいは面白いもの。何かしらに興味を抱くポイントがあるものを選ぶはず。

 馬場さんは芸人×料理人というハイブリッドだ。もともとの柔らかい話し方、芸人時代に培ったトークスキル、とことんこだわりぬいた料理の素材やテクニック。料理の話を普通にしているだけでも、面白くなること間違いなしだ。

 その証拠に今回のさんま御殿、ボケでもツッコミでもなく、料理の情報を言っているだけでみんなの注目を集め、飽きさせないトークが出来ていた。

 今回の馬場さんのようにハイブリット芸人と呼べる存在は多く出現してくるだろう。

 何が時代とフィットするかはまだわからないが、今の芸人は芸事を磨くだけではなく、同時に自分の趣味や特技のスキルを磨くことも必要なのかもしれない。それが売れる為の、必要とされるための秘策だ。

檜山 豊(元お笑いコンビ・ホームチーム)

1996年お笑いコンビ「ホーム・チーム」を結成。NHK『爆笑オンエアバトル』には、ゴールドバトラーに認定された。 また、役者として『人にやさしく』(フジテレビ系)や映画『雨あがる』などに出演。2010年にコンビを解散しその後、 演劇集団「チームギンクラ」を結成。現在は舞台の脚本や番組の企画などのほか、お笑い芸人のネタ見せなども行っている。 また、企業向けセミナーで講師なども務めている。

Twitter:@@hiyama_yutaka

【劇団チーム・ギンクラ】

ひやまゆたか

最終更新:2022/03/09 11:25
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