ごつ盛り、デカうま、ニュータッチ! 安価系「油そば」カップ麺3選!
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「豚」ゴリ押しの今風な油そば!日清食品「デカうま 油そば」
続いては、日清食品の「デカうま 油そば」130円(税別)。「デカうま」は「ごつ盛り」と同じ大盛安価のシリーズ。日清食品は「カップヌードル」や「どん兵衛」を擁するカップ麺業界の王者ですが、このカテゴリでは東洋水産「ごつ盛り」の後塵を拝しており、チャレンジャーの位置づけ。
それでも、ラーメンから和風商品、焼そば、さらに油そばなど豊富なラインナップで、「ごつ盛り」に負けないくらい多くのスーパーやドラッグストアの店頭に並んでいるのを見かけます。
大盛安価なシリーズとしては「デカうま」は「ごつ盛り」より後発ですが、「油そば」に関しては2018年に発売されており、「ごつ盛り 油そば」よりだいぶ先に登場していました。
「ごつ盛り」がごま油やニンニクを強調していたのに対し、こちらは「豚うま醤油だれ」を押しています。大盛安価のコンセプトは同じでも、味には大きな違いがありそう。「豚」を強調しており、「二郎系」全盛の今風な油そばという印象を受けます。
大盛の麺に具はキャベツのみ。キャベツの量は「ごつ盛り」よりさらに少ないです。麺が多いので、具の少なさがさらに目立っていました。「デカうま」シリーズにも焼そばがあり、やはりマヨネーズが入っているので、今回はそれよりだいぶさみしく見えてしまいます。
たれは豚脂がたっぷり入った醤油味で、ごま油の風味もほのかに感じられますが、目立っているのは豚脂の厚みで、確かに「豚」でゴリ押ししてきます。この脂によって「ごつ盛り」よりだいぶパワフルで、ごま油や酸味で複雑さが特徴の「ごつ盛り」とは好対照。
二郎系など脂が好きならば「デカうま」がよさそうですが、味はやや単調に感じられ、安価品らしさを垣間見せました。
麺は太めの油揚げ麺で、パワフルなたれとよくマッチしています。カップ麺の「油そば」はこれくらいの太さの麺が多いので、「ごつ盛り」の中細麺より油そばらしいと言えそうです。100円ちょっとで130グラムもの大盛麺を食べられるので、コスパ抜群なのは間違いありません。
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