祝・ギャラクシー賞受賞!『ヤギと大悟』で確信した千鳥・大悟のエモさと優しさ
#千鳥 #大悟
迎合しないからこそ生まれる優しさ
ユージ 心が洗われました。毎年年末の恒例番組になってほしい。以前は千鳥に対して優しいイメージはそこまでなかったんですけど、注意して観ていると近年どんどんそうなってきてますね。
タカ 大悟はロケでもずっと優しかったですよ。逆に、ハライチ澤部のロケは、パッと見は優しそうな番組の作りでも全然優しくない(笑)。それでいうと、以前から有吉のコミュニケーションが嫌いなんですよね。ニヤニヤしながらコンプラには引っかからない嫌味を入れ込んでる感じがあって。
ユージ あぁ、ちょっとキツいこと言った後に自分で笑って流すみたいな。
タカ そうそう。あるいは逆に、思ってもない褒め言葉を言った後にニヤニヤして、嫌味だと示してみせるとか。
ユージ 悪い意味での昔の深夜ラジオっぽいというか、わかる人にはわかる共犯の目配せですね。
タカ そう、昔っぽいんですよ。今に追いつくために表向きは合わせてるけど「わからない人にはわからないだろう」という目配せとしてのニヤニヤ。でももはや、それすらわかってる人にはわかってるじゃないですか。だからこそ本当に大悟が沁みるんですよね。
ユージ 『相席食堂』M-1ファイナリストSP回の1週目(2月8日放送)で、まだロケが不慣れなももに千鳥が二人して「若い頃の千鳥みたい」「いいよ、エネルギーをもっと外に出していこう」とコメントしてるのも良かったです。
タカ そういう場面がちょくちょくあるんですよ。以前、3時のヒロインと千鳥が共演したとき、かなでの恋愛話を変に広げる流れになった場面で、大悟が「そんなん言わんでええやん」と流していたのも印象に残っています。
ユージ 何がいいって、それが単に優しさから来てるんじゃなくて大悟の中でそれは「面白くない」からなんじゃないかって感じがするところですね。
タカ 価値観のアップデート云々ではなく、ただ「こっちのほうがええやろ」と思っているんでしょうね。もちろん優しさもあると思うけど、テレビに迎合する必要はないと考えているところもあるでしょう。
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