竹下幸之介が語るThe37KAMIINAとの関係性「試合ではいつも以上にバチバチです」
#サウナ #プロレスラー
The37KAMIINA同士の試合はいつも以上にバチバチ
勝俣 デビュー3戦目で、竹下さんとシングルマッチしたんですよ。
竹下 春日部でね。
勝俣 そう。すごく記憶に残ってるんだけど、張り手で鼓膜が破れた(笑)。
竹下 でも、僕も彼のミサイルキック(コーナーポスト最上段からのドロップキック)で、頭飛んでってますからね。上野さんにもミサイルキックされたことあるけど、2回とも頭吹っ飛んでますから。「WRESTLE UNIVERSE」(編註:DDT等の試合を見ることができる動画配信サービス)で確認するとわかりますよ。
上野 映像をコマ送りすると当たった瞬間に頭が消えるんだよね。現代のカメラ精度でも捉えきれないという(笑)。
竹下 この人たちはガンガン来るんでね。僕には遠慮なんかないですから、ほんまに。
勝俣 あるわけないよ。
上野 僕なんかは特に遠慮していられないというか。DDTのファンで僕たちのことを知ってくださっている方なら、心持ちはわかっていると思いますけど、同級生の友達同士で戦っていることで、見方が変わったり、偏見があったらイヤだなというのはやっぱりあるので。だから、思いっきりいかないと。
竹下 昨日の試合でも思いっきり来ましたね。思いっきり来たら、こっちも思いっきり行きますけど。
上野 思いっきりいかれましたよもう……。
竹下 ナメられたらダメなんでね。例えば、The37KAMIINA対決があったときに、仲の良さがリング上で出ているように見えたらイヤなので、試合ではよりバチバチに行くっていうのはあります。
――上野さんに関しては「同級生でちょっとライバル」と書いていますね。
竹下 ちょっとだけライバル関係になってきましたね。去年の「D王 GRAND PRIX」決勝で試合したこともそうですけど。ライバルとまでいかないけど……ちょっとライバル気味になってきたなという感じで。
――MAOさんとの「不思議な関係」というのは?
竹下 言葉にするのが難しいんです。なんて言ったらいいんかな……めっちゃ仲がいいわけでもないけど、普通に喋るし。プロレスの試合をするとわかるんですけど、スタイルは異なるけど、お互いにフィーリングが合うっていうか。
MAO うん、うん。表現するのが難しいですね。
竹下 両思いじゃないんだけども、お互いにずっと意識しててたまに目が合うみたいな。
MAO 好きなものが一緒だったりとかね。実は感性は近いのかなって思う。
上野 リズムが合う感じね。
竹下 そうね。客観的に見ると全然違う2人だけど、根本というかブレない部分が一緒なのかなって。
MAO たぶん、インプットの仕方が同じ、アウトプットの仕方がそれぞれ違うかもしれない。そんなイメージがありますね。
竹下 あー、そうかもしれない。
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