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ガーシーch・東谷義和に業界人は戦々恐々も…大義なき暴露と過去の所業で前途多難か

ガーシーch・東谷義和に業界人は戦々恐々も…大義なき暴露と過去の所業で前途多難かの画像1
YouTubeチャンネル「ガーシーch【芸能界の裏側】」より

 2月17日、芸能界の秘密を暴露するYouTubeチャンネル「ガーシーch【芸能界の裏側】」を開設したアパレル会社元社長・東谷義和氏。一般には馴染みの薄い東谷氏だが、かつて多くの有名タレントと交流し、最近、芸能活動を再開したアンジャッシュの渡部建にも女性を斡旋。ところが、ここにきて、数々のスキャンダルを暴露し、業界を震撼させている。

 「東谷氏は、緊急事態宣言下にあった2年前の5月に発覚した山田孝之と新田真剣佑の沖縄旅行をセットしたうえ、さらにその情報をマスコミにリークした疑惑まで囁かれている人物。渡部とも遊び仲間でしたが、東谷氏はその『ガーシーch』で、渡部が、六本木ヒルズの多目的トイレだけでなく、地方でも“ゲス不倫”を繰り返していて、それを自らセットしていたことを暴露したのです」(芸能ライター)

 渡部といえば、先日、『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で1年8カ月ぶりに芸能活動を再開したばかりだが、東谷氏は、スキャンダルが発覚した当時、活動自粛を余儀なくされた渡部に、心配するLINEを送ったものの、”フル無視”されたとして、「【暴露】アンジャッシュ渡部の闇を全てさらけ出したるわ」と題した動画を投稿。生々しいLINEのやりとりと共に、渡部が大阪に来るたびに、自分が女性をアテンドしていたことを暴露したのだ。

 「ただでさえ、渡部を復帰させた千葉テレビに対するクレームが少なくないのに、地方でも“ゲス不倫”をしていたと蒸し返された。本格復帰は頓挫するでしょう」(前同)

 東谷氏の暴露は、渡部にとどまらない。最近では、人気ユーチューバーのてんちむと、ライブ配信などを手掛ける『ライバー』の飯田裕基会長が賭けマージャンをしていたなどと暴露してSNSを騒がせたが、こうした暴露の背景には、昨年末、チャンネル登録数470万人を誇る人気ユーチューバーのヒカルから実名で“詐欺師”呼ばわりされた一件が大きいという。

 「昨年12月、ヒカルは、東谷氏から“ヒカルをキャスティングできる”と企業のPR動画制作を売り込まれ、広告費用・キャスティング費用132万円を振り込んだものの、動画撮影も返金もされないと訴える被害者に会ったとのことで、自分にはそのような出演依頼はなかったと明かしたうえ、『東谷義和さんっていう方が詐欺師です。もう名誉毀損で訴えられても構わないんで(名前を)出しちゃおうかな』として、『早く、逮捕して』と呼びかける動画を公開したんです。普通、実名を出されたらやばいと思うところですが、しかし、東谷は、“詐欺師”呼ばわりされたことですべてを失ったとヒカルに激怒。のみならず、『散々お世話してきて手のひらを返した』として、これまで交流があったにもかかわらず、音信不通になった有名人に対して、『おれ、失うものないから。全部しゃべるから』と自らのチャンネルを開設したのです」(スポーツ紙記者)

 完全なる逆恨みだが、東谷氏は、ヒカルに告発される以前にも、複数の女性に「BTSに会わせる」と持ちかけ、金を振り込ませていたことが週刊誌で報じられている。

 「アパレル関係の会社社長の肩書を持っていた東谷は、女性たちに“自社ブランドとBTSがコラボするから、アメリカについて来ればBTSに会わせてあげる”などと言って、旅費やホテル代、面会費用を振り込ませた“前科”があります。ヒカルは、親しい芸能関係者からそうした悪評を聞きつけていたようです」(前同)

 それにしても、なぜ女性たちが東谷氏の「BTSに会わせる」などという口車に簡単に乗ってしまったのか、疑問に思うところだが、詳しい芸能ライターは、「彼が、多くの有名芸能人と一緒に写っている写真がネット上で拡散しているからでしょう」と解説する。

 「一昨年5月に発覚した、山田と真剣佑の沖縄旅行をセッティングしたのも東谷ですが、一緒にいた女性も、彼の紹介だと言われていて、かつて有名子役として活躍したA子さんです。東谷は、芸能人に女性を紹介して恩を売っては、新会社設立の話を持ちかけ、資金を提供させているという話です。しかも、彼らを役員に就任させることでお金を返さないというのです。そのうえ、BTSの件もそうですが、寸借詐欺まがいの行為を繰り返している。彼を知る芸能プロからは、“東谷に近づくな“とお触れが回っていましたよ」(前同)

 実際、東谷氏を知るバラエティ番組スタッフは、「東谷は、山田孝之や新田真剣佑だけでなく、佐藤健や綾野剛、ローラや人気ロックバンドのメンバーほか、幅広い芸能界人脈を持っている。しかも裏ネタを握っていると言いますから、心当たりのある芸能プロ関係者は戦々恐々としてます」と話す。

 大手プロ役員は、「事務所サイドとしては、暴露を止めたいところですが、下手に圧力をかければ、言論弾圧と言われかねません。せめて、BTSの件で東谷氏にお金を振り込んだ女性たちが被害届を出してくれればよいのですが……」と嘆息する。

 関係者は諦め顔だが、ただYouTubeは、その運営において、危険ないたずらや暴力的、性的な動画などは規制対象とするガイドラインを設け、投稿を禁止している。私憤を晴らすため、親しかった芸能人を貶める東谷氏の動画は、このガイドラインに抵触しないのだろうか? 

 いずれにしても、東谷の動画には、正義も大義名分もない。こんな行為をメディアが傍観したままで良いのか、甚だ疑問だ。

本多圭(ジャーナリスト)

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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最終更新:2022/03/01 15:00
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