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日刊サイゾー トップ  > 「日清御三家」のニンニク二郎系カップ麺
バランスブレイカー“最凶ニンニク”に震える!

カップヌードル、どん兵衛、UFO…「日清御三家」のニンニク二郎系カップ麺3つを食べ比べ

カップヌードル、どん兵衛、UFO…「日清御三家」のニンニク二郎系カップ麺3つを食べ比べの画像1

「カップヌードル」「どん兵衛」「UFO」の3シリーズは、日清食品の中でも人気シリーズで、なおかつ歴史のある定番商品です。この「日清御三家」とも称される3シリーズがひとつのテーマのもと、足並み揃えて新商品を同時発売したことは、これまでに何度もありました。

 今回の3品は同時発売ではないですが、いずれも2月の発売で、黄と黒パッケージデザインで「ニンニク」や「豚」を前面に押し出している共通点があります。黄と黒のデザインで「ニンニク」「豚」と言えば「二郎インスパイア系」がおなじみで、いずれもある程度「二郎」の味を意識しているのは間違いなさそう。

 今回は、黄と黒に彩られた日清食品の「御三家」をレビューしていきます。

スープの甘さとニンニクのキレの二面性!「カップヌードル にんにく豚骨」

カップヌードル、どん兵衛、UFO…「日清御三家」のニンニク二郎系カップ麺3つを食べ比べの画像2
「カップヌードル にんにく豚骨」(2022年2月14日発売)

 最初に紹介するのは、「カップヌードル」シリーズの「カップヌードル にんにく豚骨」193円(税別)。パッケージではどう見ても二郎系の色合いですが、豚骨醤油ではなく「豚骨」なので、味は二郎系ではなさそうですね。「にんにく」が赤文字で書かれており、「刻みにんにく」が入っていることも強調されています。

 カップヌードルにはレギュラー商品として「カップヌードル 旨辛豚骨」もあり、それとの差別化も気になるところ。「旨辛豚骨」は、紅しょうがや花椒の刺激が特徴的でした。

 

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クリーミーでポップな豚骨スープ

 クリーミーで甘みが強めな豚骨スープに、いつものカップヌードルの麺の組み合わせ。「豚骨」でイメージするようなゴツさはなく、スープだけならちょっとお菓子系とすら思わせるやさしい甘みがあります。洋風感が強くてポップな雰囲気があり、「旨辛豚骨」と共通する部分が多そう。豚骨臭のようなクセはまったくありません。

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「特製にんにく豚オイル」で二郎感がアップ!

 スープは洋風でカップヌードルらしいですが、別添の「特製にんにく豚オイル」を入れることで、豚脂の風味とニンニクのキレが加わり、一気に二郎系っぽくなってきます。見た目はファニーなポケモンなのに中身は獰猛なティガレックスみたいな、硬軟のギャップが激しいスープかもしれませんね。

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スープの底に残る「刻みにんにく」

「刻みにんにく」もしっかり入っており、ニンニクのキレはピカイチ。キレありすぎて怪我します。触るものみな傷つけるギザギザハートな芸風のようです(古)。ニンニクと豚脂という二郎系の要素を合わせ持っていますが、かなりニンニクに傾斜したバランスと言えそうです。

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カップヌードルらしく具だくさん

 カップヌードルらしく具だくさん。「謎肉」やたまごがたくさん入っており、キクラゲ、ネギ、紅生姜といった「豚骨」らしさも併せ持っています。ボリューミーな謎肉やキクラゲのコリコリ食感が目立っていますが、実は紅しょうががファニーなスープを豚骨らしく仕上げるフィクサーとして暗躍しているように見えました。

 二郎系としてはニンニクへの傾斜が強かったですが、レギュラー商品の「旨辛豚骨」が花椒を売りにしているのに対し、こちらは強烈にニンニクを押し出して、しっかりキャラ分けができていました。

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