A.B.C-Z河合郁人、ジャニー喜多川氏の“衝撃発言”に「無責任だよね～」

　2月18日放送の『ザ少年倶楽部PREMIUM』（NHK BSプレミアム）にA.B.C-Zの河合郁人、橋本良亮、五関晃一が登場。番組では2月1日にグループがデビュー10周年を迎えたということで、1月31日に新型コロナウイルス感染が発表された塚田僚一、戸塚祥太が欠席のなか「A.B.C-Zデビュー10周年特別企画」を敢行し、知られざるデビュー秘話が飛び出した。

　番組冒頭から登場した3人は、過去の出演時のトーク総集編「エビキス爆笑名場面集」や過去曲を紹介する「少プレ蔵出しSHOW」、さらに10周年を記念した「スペシャルメドレー」を届けることを報告。また同時に、本来の番組MC・Kis-My-Ft2の人気過去曲「Kis-My-Ft2 PREMIUM SHOW」をキスマイファンのために放送することも明かされた。

　その後、河合が橋本に10周年を迎えた心境を尋ねると、橋本は「ありがたいですよね。こうして無事に10周年を迎えられたこともそうですし、早かったなっていう」としみじみ。また五関は「10年ってあっという間というものの、すごくやっぱり長いと思うのよ、年月としては。そう思うと、すごく今大きな節目を迎えた心境」と大真面目な顔で語ったところで、河合に「それを聞いてんだよ！　その心境を！」と即座にツッコまれていた。

　そして、話題は2月1日に発売されたグループ初のベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z』に。思い出の曲を聞かれた五関は「ファンの方が選んでくれたのだと『Crazy Accel』とか。ほんとデビュー前に歌ってた曲が入ってくるのはうれしかったしけっこう思い入れもやっぱあるかな」と明かし、橋本は「『Moonlight walker』だよね。初CDを出せた曲ですからね」と発言。

　そこで河合が「A.B.C-Zは2回デビューしてんだよね」と相槌を打つと、橋本は「そうそう、ジャニーさんに言いに行ったじゃないですか」と応答。河合が「はっしーが自ら行きましたからね」とうなずくと、橋本は「会社行って社長部屋行って。『ジャニーさん、ちょっと、CDそろそろ出したいんですけど』って言ったらさ……」とCDデビューの経緯を説明した。

河合が「我々、DVDデビューですからね」と補足すると、橋本は「そうそう。そしたらジャニーさんがさ『まだCD出してないの？』って」と振り返り、河合も苦笑気味に「無責任すぎるよね！」と反応。

　この衝撃発言には五関も「ジャニーさんがDVDって言ったのにね！」と苦笑し、橋本は「そんぐらいのね、思い出の曲ですよ、『Moonlight walker』は！」としみじみ。河合が「はっしーが言いに行かなかったら、いまだにCDを出してない状態……」と言葉を続けると、橋本は「かもしれません」とうなずき、河合は「ベストアルバムも出てないかも……」と呼応。橋本も「ベストDVDだったかも」と続けた。

　このトークを受け、ファンの間では「そうだった、世にも珍しいDVDデビュー。良かったね、直談判しに行って」「橋本くんジャニーさんにCD出したいって直接言ってくれてありがとうね」「ジャニーさんがDVDで……つったくせにまだCD出してないの？は草」といった感想も。知られざる“CDデビュー”までの経緯が明かされた貴重な放送回だったと言えそうだろう。