「YouTuberコレコレの影響で若い世代も…」多様化する芸能スキャンダルの“供給”元
#芸能 #週刊誌
芸能人のプライベートを追いかけ回すメディアや記者に対する世間の批判的な視線が強まっている昨今、それでも需要があるのがスキャンダル記事だ。コロナ禍でも、相変わらず芸能人のスキャンダルは続々と報道されている。週刊誌記者は、内情をこう語る。
「コロナ前より取材はしづらくなりましたね。張り込みで近隣の住民に通報される事が多くなりましたし、タレントに直撃で取材をする際にも距離を取らないといけない。逃さないようにタレントに近づきすぎた記者が、事務所から厳重注意を受けて謝罪することになったケースもあります」
そんな中でも、芸能記者が“仕事”を遂行し、スキャンダル報道が途切れることがないのはなぜなのか。
「これまでのように張り込みをするスタッフの他に、ネットにかじりついて常時タレントのSNSを監視しているスタッフがいます。さらに、芸能人との関係を書き込みしている一般アカウントを見つけたら、すぐにフォローして連絡するようにしているんです。この手法によって、ジャニーズや女性アイドル関連のスキャンダルは逆にネットで見つけやすくなっています」(週刊誌記者)
週刊誌には読者からのタレコミも増え、コロナ禍になってからのほうがむしろネタは豊作となっているとか。
「新型コロナの影響で在宅作業をする人が増えたからなのか、SNSでスキャンダルがバレるケースが多くなっています。裏アカが発掘されたり、書き込みを深読みされたりしやすくなっているんですね。さらに、ワタナベマホトのスキャンダルを暴くなど“ネット界の文春”とも呼ばれるYouTuber・コレコレの影響か、若い世代が面白半分でネタを週刊誌などにも送ってくるようになった。そこから意外なスクープが出たりすることもあります」(民放関係者)
芸能人からすれば四面楚歌だが、さらに意外なところからもネタの売り込みがあるという。
「最近では、一部の売れない芸人も週刊誌にネタの提供をしているんです。コロナ禍でライブやイベントができず金銭的な余裕のない芸人が、楽屋や飲みの席で聞いた情報を横流ししてカネに替えている。今年の元日にも、各スポーツ紙が有名芸人の結婚記事を大量に出して、後ほど本人たちから否定されていましたよね。つまり、年始恒例の“飛ばし記事”だったわけですが、さすがに記者もゼロから話を創作したりはしません。中には、困窮芸人からのネタ提供もあったようです」(週刊誌記者)
さらに、芸能人御用達のお店からも情報が流れ出しているという。
「芸能人たちがプライベートで好んで使っていた飲食店などは、コロナの影響が甚大です。そういった一部の店が情報を売っているようです。最近では、タレントたちも“危ない店”を共有し、警戒するようになっているようです。また、最近事務所をクビになった東出昌大が地方のホテルに恋人を呼び寄せていたのがバレたのも、近隣の飲食店からのタレコミだったという話もある。芸能人は気軽にご飯を食べに行くのも危ない時代になっているんです」(週刊誌記者)
コロナが早く落ち着いて、芸能人たちにも我が世の春を再び謳歌してほしいものだ。
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