乃木坂46の2期生が「同期の卒業で泣けない」ワケ、雑誌対談で明らかになった深い絆
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2月16日、雑誌「anan」2022年 2月23日号(マガジンハウス)の最新号が発売され、齋藤飛鳥ら乃木坂46メンバー8人が表紙を飾った。
「今号では、毎年の恒例特集『女子の流行モノ’22春』が組まれ、乃木坂46メンバー全員が掲載された『乃木坂46のすべて』が掲載されています。そのうち、ちょっと異質だったのが2期生3人の部分。他の企画は期に関係なくメンバーが数人ずつ登場し、日常会話をしているかのようなふんわりした内容なのに対し、2期生だけ自分たちの過去と未来を話し合う“ガチ対談”だったんです。かなり読みごたえがありました」(芸能ライター)
加入当初、14人だった2期生はすでに北野日奈子、鈴木絢音、山崎怜奈の3人のみ残っており、北野も4月いっぱいで卒業することを公表している。
「この2期生の対談の中で、印象的だったのが『同期が卒業しても泣けない』という話。2期生は“不遇の2期”と言われ、さまざまな場面で機会に恵まれてこなかった。もちろん対談の中で“不遇”というワードは出ていませんが、北野をはじめとする彼女たちの言葉の端々にその苦悩は表れていました。でも、だからこそ2期生同士の絆が深まり、グループから卒業しても、友情関係には全く影響ないので悲しくないし、泣くことができない、ということでした。確かに、2期生エースだった堀未央奈には、グループの中ではいい意味でやや浮いた独特なキャラで、いわゆる“乃木坂感”とは違う個性がありました。もちろん、これこそが2期生の魅力で、グループありきではない関係性になっていく間には、一体どれほどの苦労があったのだろうと感じさせるいい対談でしたね」(前出・芸能ライター)
2期生は、乃木坂46がまだまだアイドルとして登り坂を駆け上がっていたころに加入している。一方、グループが軌道に乗ってから加入した3、4期生は“次世代”と大々的に売り出された。2期生は、先輩と後輩の狭間世代になったことで、“不遇”と呼ばれるという背景がある。
「メンバーの一人ひとりが注目されるイベントとして期別のライブがあります。このライブに関しては、1期生は初期の頃にもちろん経験がありますし、3、4期生も加入から時を経たずして開催が実現に至っています。しかし、2期生はずっと期別ライブが企画されず、後輩に後れを取りつつやっと実現となった途端にコロナの影響で延期に。これについて、鈴木は『私たちらしい』と表現し、山崎も『とんとん拍子に物事が進んだことが一度もない』と話しました。2期生は、順調とはいえないアイドル生活があってこそ、自分のフィールドを追い求め、グループ活動だけでなく外仕事にも活躍の場を広げてきたのでしょう。乃木坂は、2期生が外仕事を開拓したことで、後輩の活躍できる土壌も作ってきたとも言えるわけです」(アイドル誌ライター)
まもなく鈴木、山崎の2人となってしまう2期生だが、彼女たちがこれまでも、これからも乃木坂46を支え続けている事実は変わらないだろう。
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