第6の「ペヤング ペタマックス」はきつねうどん!麺量&油揚げ5倍、超巨大ペヤングを食べてみた
#カップ焼きそば #ペヤング #カップ麺一行3昧 #ペタマックス
「ペタマックス たぬきそば風」を実食!
かつおだしを効かせた醤油味の濃いつゆに、5枚の油揚げと大量のねぎやかまぼこが合わせられています。油揚げ5枚のインパクトはもちろん、実はねぎも荒々しいです。
カップうどんのつゆと言えば、昆布だしで丸みのある味が多いですが、今回はキレのあるかつおだしと濃い醤油味が特徴で、うどんらしい昆布の存在も丸みも一切感じません。七味の辛味をしっかり効かせてキレを増幅させており、うどんよりもそばのつゆという方がしっくりきます。「おもいッきり」そばつゆすぎて、「午後は○○」とつけてしまいたくなります(古)。
おそらく今回のつゆは、第5弾の「たぬきそば風」と同じものが用いられており、まるでそばつゆなのもそれが理由だと思われます。「流用」と言ってしまえばそれまでですが、おそばのつゆでうどんを作る大技を繰り出した上、しかもそれを5倍サイズの「ペタマックス」でやってしまうのは狂気と言えるかもしれません。
一応、擁護するわけでもないのですが、甘濃く味付けられた油揚げが5枚入っており、その味がつゆに溶け出すことで、「たぬきそば風」とは多少違った味わいが楽しめます。油揚げは「どん兵衛」や「赤いきつね」に比べてひと回り小さくてふっくら食感も足りませんが、甘濃い油揚げの5連コンボはさすがに強力でした。
大袋でねぎやかまぼこが入っていますが、これも実は第5弾「たぬきそば風」と袋ごと同じものが使われているものと思われます。かまぼこの量は今回の方が多く見えましたが、個体差の可能性が高そうです。
麺量450gの大ボリュームの麺は、最近ではなかなか見かけないレベルで縮れが強く、カップ麺らしいジャンキーらしさをより強く感じます。「どん兵衛」より「赤いきつね」の方が強い縮れでカップ麺らしいのですが、今回の麺はその上をいっています。
そしてこの麺、おそらく第4弾の「幸楽苑 味噌野菜うどん」と同じもの。「粉末スープ」と「かやく」は第5弾「たぬきそば風」と、麺は第4弾「幸楽苑」と共通で、オリジナルな部分はパッケージデザインと5枚の油揚げだけということになります。この名人芸レベルの力技を「ペタマックス」でやってしまう豪胆さは、他社にはないペヤングの大きな魅力ではないでしょうか。そうですよね?
ペヤングの力技を楽しみたい
今回、たまたま居合わせた家族と2人で食べましたが、麺量450gはとても2人で食べ切れる量ではなく、鍋に移して長期戦に持ち込むことになりました。他の麺種に比べて、うどんはコシをなくして食べることが多いので伸びに強いとも言えそうですが、油揚げ麺が伸びると普通の麺以上にズタズタになります。それも「ペタマックス」ならではの趣きと言えるかもしれません。
5枚入った油揚げ以外は、第4弾と第5弾で使われていたパーツを用いており、うどんをそばつゆで食べるという、空条承太郎の「スタープラチナ」レベルでオラオラな力技を見せつけてくる商品ですが、この豪胆さこそが最大の魅力なのは間違いありません。
これまでの「ペタマックス」に比べると「きつねうどん」は一見地味に映るものの、実はこれまでの「ペタマックス」で一番大胆なことをやってのけた商品と言え、ペヤングファンとしてはニヤニヤが止まらない一杯でしょう。
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