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日向坂46富田鈴花、バラエティ適正大の強心臓と“もうひとつの武器”

日向坂46富田鈴花、バラエティ適正大の強心臓ともうひとつの武器の画像1
日向坂46富田鈴花(公式サイトより)

 大勢のメンバーで活動するグループアイドルのメンバーは、容姿以外にもいくつもの武器が必要だ。バラエティ番組に活路を見出す者も少なくない。昨年の『NHK紅白歌合戦』にも出場した日向坂46は、“バラエティ班”の人材が豊富なグループだ。

「乃木坂46や櫻坂46など坂道シリーズのメンバーはテレビ番組で引っ張りだこですが、最近とりわけ活躍が目立つのが日向坂46のメンバーです。先輩にあたる乃木坂や櫻坂はおとなしい子が多いのに対し、日向坂は積極的に前に出る子が多く、キャプテンの佐々木久美を筆頭に、加藤史帆、齊藤京子、渡邉美穂、影山優佳らはバラエティ番組や情報番組の常連。特に佐々木久美はMCもできるため、注目の存在です」(TV情報誌記者)

 もはや“カワイイだけではダメ”というのはアイドル界の常識。キャラが被らないようにする努力も求められるが、強力な武器で光を放ち始めたのが2期生の富田鈴花だ。シングルのフォーメーションでは後列に甘んじている彼女だが、1月にビートたけしが司会の『レべチな人、見つけた』(テレビ東京系)にレポーターとして登場すると、2月15日には鶴瓶&中居正広が司会の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に出演。ピンの大きな仕事が増えている。

「富田はスベっても構わず、とにかく前に出るのがスタイル。『世界仰天』でも、『モノマネが好きで…』『ぜひ見て頂きたい』と言って梅沢富美男のモノマネを披露して、中居からモノマネ封印を宣告され、しっかり爪痕を残しました。富田はグループ加入後に初めてテレビ出演した際、ラップで自己紹介をして先輩メンバーをア然とさせた強心臓の持ち主でもある。恥ずかしがらずに堂々とやり切る芸人並のメンタルは、他の番組でも重宝されそうです」(民放バラエティ番組制作関係者)

 一番恥ずかしいのは、モジモジしながらやった挙げ句にスベること。アイドルのすべり芸というのもなかなか珍しいが、それ以外にもまだまだ富田には“2の矢、3の矢”がある。

「グループの中では“面白キャラ”の富田ですが、歌唱力はグループ内随一。昨年末には千鳥が司会のカラオケ番組ではパーフェクト寸前まで行って、日向坂ファン以外からも称賛を浴びました。ギターも弾けて、メンバーの松田好花と組んでいるユニットで弾き語りライブをやったこともあります。

 さらに彼女は、グループでも1、2を争うグラマラスボディの持ち主というのがファンの間では定説で、グラビア待望論が絶えません。日向坂ではすでに水着になっているメンバーもおり、水着NGではないので、ピンの仕事で顔と名前が売れたタイミングで水着になれば、一気にドカンとブレイクできるかもしれません」(アイドル業界に詳しいフリーライター)

 戦々恐々としているライバルは、アイドルでなく芸人だったりするかも?

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2022/02/18 20:00
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