『ガルプラ』川口ゆりなソロデビュー、女優の名門オスカーはK-POP市場でどう戦う?
#オスカー #K-POP #川口ゆりな #Girls Planet 999:少女祭典
韓国のグローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』に候補者として出場していた川口ゆりなが、Kawaguchi Yurina名義で3月21日にユニバーサルミュージックからソロデビューすることが発表された。
『Girls Planet 999:少女祭典』は、日中韓から候補者を募り、9人組グループのメンバーを決めるオーディション番組。最終順位の上位9名で結成された「Kep1er(ケプラー)」は、今年1月3日にデビューを果たしている。
川口はオーディションでの第1回個人投票で全体の1位を獲得。最終順位は14位となり、Kep1erのメンバーに入ることはできなかったものの、オーディション全体を通して人気・実力ともに上位をキープしていた。
韓国のオーディション番組でデビュー組に入れなかった候補者が、後に別のグループを結成してデビューするというのは、ひとつのパターンだ。川口も同様だが、少々の不安材料もある。
「川口はやはりK-POPのリスナーをターゲットにした戦略になると思うのですが、そうなるとどうしてもグループのほうが圧倒的に有利。ソロアーティストとしてどこまで存在感を発揮できるかは未知数です。また、レーベルがソニー系であれば、例えば東京五輪開会式で歌ったmiletのように“ゴリ押し”で売ることもできるでしょうが、ユニバーサルミュージックなのでそういった強引な手法も難しい。決して簡単なチャレンジではないと思います」(レコード会社関係者)
川口は2014年にオスカープロモーションによる『第14回全日本国民的美少女コンテスト』で演技部門賞を受賞。その後、2016年からはオスカー所属タレントによる女性アイドルグループ『X21』のメンバーとして活動していた。デビュー時から現在に至るまで、オスカーの所属となっている。
「女優の売り出しにめっぽう強いオスカーですが、これまで何度か女性ソロアーティストの売り出しを試みたことはあります。ただ、そちらではなかなか結果を出せていないのも事実。女優と併行して音楽活動をしていた上戸彩や剛力彩芽のようなケースであれば、ある程度の成功も見えますが、アーティスト活動のみとなると、さらにハードルは高くなってしまう。オスカーとしては、だからこそ川口で成功させたいという思いもあるでしょうが、果たしていい結果になるかどうかは、予想が難しいところ。アーティストだけでなく、ドラマやバラエティーへの展開があれば、状況はよくなるかもしれません。活動の幅に期待したいところです」(同)
そもそも日本のマーケットをターゲットにするのか、はたまたグローバルなマーケットを狙っていくのかという問題もある。
「『Girls Planet 999』の視聴者は世界中にいるので、もちろん世界を狙ってはいると思いますが、まずは日本国内での活動が現実的。でも、どうせ難しいチャレンジをするのであれば、最初から世界を狙って、成功した時により大きなリターンを手にするという戦略もアリだとは思います。そう考えると、意義のあるチャレンジだっと感じます。日本のアーティストの海外戦略を開拓するという意味でも、ぜひとも成功してほしいソロデビューです」(同)
川口ゆりなは、ソロアーティストとして“勝ち上がる”ことができるのか、その動向に注目が集まる。
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