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『ラヴィット!』についに最強の刺客・バカリズム登場 朝の情報番組はあきらめ大喜利バラエティに?

『ラヴィット!』についに最強の刺客・バカリズム登場 朝の情報番組はあきらめ大喜利バラエティに?の画像1
ラヴィット!』(TBS系)ウェブサイトより

 15日放送のTBS『ラヴィット!』についにバカリズムが登場。クイズに、ストレートな大喜利回答を連発し、流石「大喜利王」、面目躍如の実力を見せていた。

 以前、同局『水曜日のダウンタウン』の企画で、ゲストに大喜利が得意な芸人の回答を遠隔で指示して答えさせるドッキリがあったため、司会の麒麟・川島明は大喜利の絶対王者・バカリズムの出演に「某番組からの刺客じゃないですよね?」と警戒。

 バカリズムといえば、コンビからピン芸人になり、「トツギーノ」や「都道府県の持ちかた」などのフリップ芸で爆発的人気に。大喜利でもとんでもない数の手数を持ち、大喜利バラエティ番組『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)に出演しては、最多の5回優勝。決勝戦の常連で、常に準優勝か優勝かしてるような印象さえあるほどの、実力の持ち主。

 この日も「朝の大喜利番組やってるって聞いたんで」と腕を振るう気満々だった。

 ランキングの1位を当てるコーナーではバカリズムはボケなしで真面目に回答。しかしアインシュタイン・河井ゆずるは「バカリズムさんが(フリップ)出されたら大喜利の答えみたいですね」ともうすでにバカリズムの空気に飲まれていた。

 そして、バカリズムはやはり大喜利力を遺憾なく発揮していく。

「だしの老舗株式会社フタバが販売して話題となっただしを使ったある商品とは?」という問題に「だしのロジンバッグ」とひと笑い取ると、他のメンバーが口頭で答える中フリップにイラストで「だし入りの頭に振る(頭皮を隠す)粉」と答え、本格的にバカリズムの大喜利がタート。さらに「だし入りの叶姉妹がここ(胸元)に塗る粉」とハイペースで回答してスタジオを爆笑させていた。

 次の問題は「明治時代に禁止になった化粧法とはお歯黒ともう1つは何?」。

 これに「野球のデイゲームの時につけるやつ」「井手らっきょさんがやる全身のペイント」「頭蓋骨に刺してるやつ」とすべてフリップにイラストで答えていく。普段はクイズのテイを一応保っているのだが、この日ばかりはバカリズムの繰り出すフリップに完全なる大喜利番組と化していた。

 ネット上では「バカリズムさんだけ大喜利度100%の回答」「バカリズムが回答に絵を使うともうIPPONグランプリ」「これが朝の生放送大喜利番組」「バカリさんのイラスト大喜利スタイルが出た」とい大盛り上がりだったようだ。

 クイズが大喜利みたいな番組と話題になった『ラヴィット!』だが、ついに実績のある芸人を呼んでしまい、もうクイズではなく大喜利をさせてしまうという新鮮な回となった。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/02/17 07:00
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