弘前名物「中みそラーメン」はまるでスイーツ!? 非・札幌系味噌カップ麺3選!
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すりごまとニンニクがおいしさの決め手! ローソン限定「麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん」
続いては、ローソン限定で発売された東洋水産の「麺匠玄龍 濃厚味噌らーめん」298円(税込)。仙台にある人気ラーメン店「麺匠玄龍」の1番人気メニューをカップ麺化しています。お店では「あごだし」を使った醤油ラーメンや塩ラーメンも供されており、今回も味噌味ですが「焼あごの旨み」が特徴とのこと。
この商品には名店再現系商品に留まらない魅力がありそうで、東洋水産の「正麺カップ」の売りである「生麺ゆでてうまいまま製法」によるノンフライ麺と、大定番商品「でかまる もやし味噌」でおなじみのレトルトもやしが入っています。
東洋水産製品のいいとこ取りと言え、『オールスター感謝祭』とか『SHOW by ショーバイ世界まる見えマジカル頭脳で笑ってヨロシク』みたいな商品と言えるでしょう。
スープ表面にラードを浮かせた、豚骨ベースの味噌味スープ。ほのかに山椒が香ります。仙台には「仙台辛味噌ラーメン」というご当地ラーメンがありますが、今回のフォーマットは仙台より札幌ラーメンに近い印象。豚骨やラードによってこってり感が強いスープになっています。
札幌ラーメンなら味噌の威力が強すぎてあまり入り込む余地がなさそうですが、この商品は比較的味噌味がおとなしいため、お店の特徴である「あごだし」がほのかに、隠し味程度に感じられます。こってり味噌ラーメンながら、魚介の繊細さや、山椒の後味すっきり感も持ち合わせていました。
このスープで最も目立っていたのはすりごまとニンニク。特にすりごまは香ばしさと甘さが強く、味噌味をマイルドにしています。ニンニクのパンチも強めで、あごだし含めて硬軟織り交ぜたかなり複雑な味わいを楽しめるスープでした。
麺は中太で緩やかに縮れたノンフライ麺が使われており、お店を再現したというよりは、東洋水産の人気カップ麺「正麺カップ」と同じタイプの麺が使われています。つるみと弾力が大きな特徴で、名店再現系カップ麺であるとともに「正麺カップ」の派生商品感も強く出ていました。
具として入っているのは、レトルトのもやしとニンジン、そして挽肉とねぎ。レトルトのもやしとニンジンは、東洋水産の大定番商品である「でかまる もやし味噌」で主役を張っているものだけあり、今回も強い存在感がありました。こってり味にシャキシャキもやしの爽やかな食感がたまりません。
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