弘前名物「中みそラーメン」はまるでスイーツ!? 非・札幌系味噌カップ麺3選!
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味噌ラーメンと聞いて真っ先に思い浮かぶご当地ラーメンは「札幌ラーメン」ではないでしょうか。「喜多方」や「博多」と並んで「日本3大ラーメン」と称され、カップ麺でも数多くの商品が発売されています。
しかし、味噌ラーメンは札幌のみにあらず。特に冬になると、味噌味カップ麺の発売が増え、札幌のみならず多くの地域の味噌ラーメンが全国のスーパーやコンビニに登場します。
今回は、東京、仙台(宮城)、弘前(青森)それぞれの都市にあるお店の味を再現した味噌味のカップ麺をご紹介します。
“ド級・味噌”ラーメンを激辛で! エースコック「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 火祭り激辛みそらーめん」
最初のカップ麺は、「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 火祭り激辛みそらーめん」220円(税別)。東京・京橋に本店がある味噌ラーメン専門店「東京スタイルみそらーめん ど・みそ」監修の商品。
「火祭り」というインパクトある商品名ですね。実際に「火祭り」なるメニューはないようですが、お店の激辛メニューが再現されているとのこと。東京スタイルな上に激辛まで被った、かなり賑やかそうな一杯となっています。
濃い味噌味のスープに、液体スープと別添ふりかけのダブルで唐辛子を効かせています。札幌味噌ラーメンの場合はベースの分厚い豚骨や油膜ができるほどのラードでヘビー級なスープですが、「ど・みそ」が標榜する「東京スタイル」は、赤味噌を使った味噌味と背脂が特徴で、味噌味の濃さが前面に出てきます。
今回のスープでは背脂はあまり強くありませんが、赤味噌主体の味噌味は濃厚です。「ど・みそ」という可愛らしい店名でも、味的には「ド級・味噌」の略なのではないかと思うほど、メガ粒子砲レベルの破壊力。
「液体スープ」と「ふりかけ」の両方に唐辛子が入っており、両方入れるとかなり辛くなります。「液体スープ」のみでもそれなりに辛いので、辛いものが苦手な場合は「ふりかけ」は慎重に少しずつ入れた方が良いかもしれません。「ふりかけ」を入れなくても十分に成立する味です。
「火祭り」とは言っても、激辛の一歩手前の大辛レベルで、昨今の激辛カップ麺と比べて際立っているわけではありません。ただそれでも、「ド級・味噌」と辛さを両立していることに価値があり、これだけ高レベルで両立させているカップ麺はなかなか他に見当たりません。
麺は縮れが緩やかな太い油揚げ麺。縮れ麺が代名詞となっている札幌ラーメンとは異なっています。ある程度お店の麺の再現性もありますが、エースコックの噛み応えある麺が特徴的な「スーパーカップ」シリーズのDNAを受け継いでいるように感じました。
具はもやし、大豆ミート、ねぎが入っていますが、量は少なく、スープや麺で力尽きてしまっている印象。そんな中で、お店の具の特徴であるもやしが入っているのは良かったです。
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