アルピー平子『平子り』封印? 老舗番組出禁からラヴィットで#平子MCうまかった
#ラヴィット! #平子MCうまかった
8日放送のTBS『ラヴィット』にアルコ&ピース(平子祐希・酒井健太)が生出演。平子は番組冒頭「お恥ずかしながら一瞬でもMCあるかなと思って昨日、慌ててパーマあててきたんです」と気合十分だったが、新型コロナウイルスで療養中の麒麟・川島明の代打MCはブラックマヨネーズ・小杉竜一。しかし平子は、パネラー席でも存在感を見せていた。
まず、「平子大好き」と公言する蛙亭イワクラとの絡み。そのカッコ良さを語るイワクラに対して、平子はじっと見つめ落ち着いたトーンで「自分では、わからないですね」とイケメン俳優のたたずまい。イワクラの紹介した料理を試食すると「ボーノ」とキラーワードで喜ばせ、イケメンキャラを崩さない。
Snow Manの佐久間大介がアニメ語りを始めると、すかさず魂の無い顔でカメラに抜かれ、オチを付けてくれる。
ランキングを当てるコーナーでは恒例となっている『ガチで当てる人』として立ち回り、ボケ回答を連発するミキと絡んで笑いをとっていく。その結果、散々ボケたミキが正解で、アルピーの答えは圏外。フリがよく聞いた結果に、スタジオは大盛り上がりだった。
そんな平子の勢いはVTRでも止まらない。
人気モデルのコーデ対決で進行をそつなくこなしつつ、合間にたとえボケも挟む。特にボーダーのロンTをコートの上から肩にかける驚きのオシャレスタイルについて「道路にロンT落ちてる時ってこういう時かもしれないね」と絶妙なコメントを残していた。
平子には『平子り』というスタイルがある。これはファンの間では有名な“しぐさ”で、次々に出るボケ(嘘)を重ね、盛りに盛りまくり、まるで本当の事かのように滑らかに話す『平子り』は、ファンから熱狂的な支持を得てラジオスターと言われることも。
しかし、その『平子り』はラジオでしか通用しなかった。
有名なのは『アメトーク』(テレビ朝日系)の出禁事件。2016年に『猫舌芸人』に出演した平子は観覧客が理解できていないにも関わらず『平子り』続け、収録終わりにテレビ朝日のプロデューサーの加地倫三氏から説教をくらい、4年間同番組に出演することはなかった。また、『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)でもあのタモリから「いっぺんサシで説教してやろうかお前」と言われ、このキャプチャ画像はネットミームにもなっている。
テレビとなると、ラジオのように自由に振る舞えず、臆して何もできないアルピーの姿もまた、ファンの間でははおなじみになっていた。
しかし、コンビを結成した時には地下芸人界隈に激震が走ったという実力の持ち主。徐々にテレビ露出も増え、やり方を覚えたのだろうか『平子り』を抑えつつ実力を発揮し始めている。
今回、平子はMCの代役はできなかったがプレゼントワードに『#平子MCうまかった』と設定。拡散されたこのワードでMCの仕事が入ってきても、うまくやる事は間違いなさそうだ。
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