岸田文雄首相が掲げる絵空事の「新しい資本主義」と後手後手のコロナ対策
#週刊誌スクープ大賞
緊張が続くウクライナ情勢――岸田政権はなにを!?
妻子4人を養うために10年間「空き巣」をやっていた満井典彦(41)が逮捕されたと新潮が報じている。計253件、総額約5014万円相当、そのうち現金が約4822万円だったという。
よく稼いだものだ。
盗まれた人には恐縮だが、ならせば年収500万円というのは、なかなか見上げたものではある。
近隣住民は、
「奥さんと子ども4人分の自転車と車も所有して、リッチな感じに見受けられたのですが」
といっている。
懲役2年6カ月だそうだ。妻のほうは夫の盗みを詳しく知らなかったようで、不起訴となったという。
北京五輪が始まった。開会式は素晴らしかった。2008年の夏季北京五輪開閉会式でも総監督を務めた映画監督のチャン・イーモウらしい演出だったと思う。
東京五輪があまりにも幼稚で稚拙だったので、一層、よく見えたということはあるだろうが。
フリースタイル男子モーグルで堀島行真選手、続いて、男子ノーマルヒルで小林陵侑が金メダルをとった。
小林が師とあがめる葛西紀明が新潮で、対応力は天才だと語っているが、素晴らしい飛行だった。
葛西は、ラージヒルでは金が間違いなく狙えるが、ノーマルヒルではどうかともいっていたが、その“苦手”なノーマルヒルで金だから期待が持てる。
今回の北京五輪、最大の注目はフィギアスケートの羽生結弦である。中国にもファンが多く、彼が4回転半ジャンプを成功させるかどうかが最大の焦点だ。
有言実行、いったことは必ず成し遂げてきた羽生だから、やってくれると信じたい。
さて、ウクライナをめぐって、ロシアとアメリカとの緊張が高まっているが、日本の週刊誌は、これほど重大な話題に触れていないのはどうしたのだろう。
それではと、ニューズウィーク日本版をのぞくと、カロリーヌ・デ・フラウター(フォーリンポリシー誌コラムニスト)がこう書いている。プーチン大統領への対処の仕方は3つあるという。
「まずは、むやみに騒がないこと。新たな制裁に関する欧州とアメリカの協議が難航することも、それによって制裁の効果が低下することも、みんな分かっていたはずだ。そもそも『制裁』という言葉自体、軍事侵攻という重大事への対応にしては弱く見える。
本来なら、制裁の協議を公にすべきではなかった。身内の温度差をさらけ出すのは無益だ。むしろ水面下で協議し、プーチンには内緒にしておくべきだった。(中略)
2つ目。欧米諸国は制裁の話ではなく、国際政治のルール(領土の不可侵、主権国家の自決権など)について語るべきだ。制裁を語るだけでは、要するにこれは宿敵同士の悪しき報復合戦だという印象与えてしまう。それこそプーチンの思う壺だ。(中略)
3つ目。プーチンが何を望んでいるのかを、もっと真剣に考慮する必要がある。もちろん彼の勝手な振る舞いは許せないが、多少ともまともに振る舞えば、褒美を与えてもいい。
例えば、彼はアメリカ大統領と一緒に対等な立場でステージに上がり、その雄姿をロシア国民に見せつけたいと思っている。ならば、彼が行いを改めない限り首脳会談には応じないと(もちろん水面下で、しかしきっぱりと)通告すればいい」
「プーチンを勝たせてはいけない。その代償を払うのは西側の私たちなのだから」
名前から察して女性なのだろう。キッパリしていていいね。プーチンにはドイツのメルケルのような女性のリーダーがいいかもしれない。
バイデンが怒って見せてもプーチンは怯まないが、女性は彼の弱点を見過ごさない。ズバリそこに切り込んでくるからだ。
それにしてもウクライナをめぐっては、まだまだ緊張は続くのようだが、岸田政権はどう考えているのだろう。
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