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ムチャブリ大喜利大会の『ラヴィット』、MC川島不在でアンタ柴田が孤軍奮闘

ムチャブリ大喜利大会の『ラヴィット』、MC川島不在でアンタ柴田が孤軍奮闘の画像1
アンタッチャブル プロダクション人力舎 公式サイトより

 2日放送のTBS『ラヴィット』に、アンタッチャブル・柴田英嗣が出演。欠席の麒麟・川島明の代役を務め、ボケまくる芸人たちに悪戦苦闘した。

 川島は1月31日の夜に新型コロナウイルスに感染したことがわかり、自身が司会を務める同番組を2月1日放送回から欠席。1日の放送ではアインシュタイン・河井ゆずるが、2日の放送では柴田が川島の代役となった。

 冒頭、柴田が「今回は水曜日のレギュラーのわたくしがMCということでございまして、MCといっても代打でございまして、やっぱりここは川島君と田村(真子)さんが良いは良いですよね!」と出演者に声をかけると、出演者からは「変な感じ」と声が飛ぶ。柴田はすかさず「MCせっかくやらせてもらって『変な感じ』って言われちゃうのも嫌ですけど」と返し笑いを誘って、さすがベテランのこなれた様子をみせていた。

 しかしここから、見取り図の代役として出演のマヂカルラブリー野田クリスタル・村上)と同番組初出演『M-1グランプリ2021』ファイナリストの真空ジェシカ(ガク・川北茂澄)が自由きままにボケまくり、柴田の奮闘が始まる。

 司会が柴田だからか、隣に真空ジェシカがいるからか、野田は「地下ライブみたいですね」、村上も「なんかやりやすい」と完全にリラックス状態。

 真空ジェシカも川北がオープニングから両脇にニッチェ江上の顔がついている黒い毛の塊を顔面に被り『逆ニッチェ』のボケ。初登場の気合からか、司会が人力舎の先輩だからか、元々の芸風からかすべてにボケを入れてくる。

 まず、野田がクレープの試食で「うマッチョ」とリアクション。ここまでは「『うマッチョ』はいいから」と軽くあしらっていたのだが、次のロールケーキの試食で村上が「いやーーーーー!!!!」と感激の雄叫びをあげると「普通にリアクションしてくれ芸人いねーのかよ!!」と強めの突っ込み。「川島君大変!一刻もはやく治して戻ってきてくれないか、まじで!もうやりたくねー!」と早くも弱音を吐きだし、それに野田は「今日大失敗です!放送事故!最悪の回!見てらんないラヴィット!」野次る。柴田は「見てらんないラヴィットの代表務めんの嫌なのよ!」と反発したが、野田はまた次の試食で片手を上げて「治った!!」と漫画『ドラゴンボール』で仙豆を食べた時のヴィーデルを披露。柴田はそのボケに一通り突っ込むと「9時すぎあたりにへとへとになってるよ!俺もうちょっと楽しくMCできると聞いてたんだけど。こんなに忙しくなるなんて!」と嘆いた。

 次に真空ジェシカのターン。

 川北が紹介するスイーツとして出したのはピン芸人・ひょっこりはんが1周並べられた『無限ひょっこりはん』。

 柴田はすぐさま「それじゃねーだろてまじで!それなんだよ!」と突っ込む。さらに他の人が試食中に川北が「すごい人気でどのCDショップ探しても見つからない」とボケると「CDショップにはもともとねーんだよ!っていうか今話しかけるんじゃねーよ!!」と大忙し。

 さらにガクが試食して「こんな旨いもの食べたら、旨すぎて痩せちゃう~!」とリアクションすると「痩せてんだよお前はもともと!」としっかり突っ込んでから「一発ギャグ披露会じゃねーんだから!お前ら!」と注意したが、川北はまた「おいしすぎてギャグが出そうです」と後輩芸人ゆめちゃんのネタ・シカゴをやったあとの「あん!」を披露し柴田を困らせていた。

 柴田はその後もボケ続ける芸人たちのあまりの自由さに「川島君だと思ってやって!川島君だったらそんなに自由にやらないでしょ?」と本音も漏らしていた。

 見ていた視聴者からは「今日のラヴィットはなかなか…柴田さんお疲れ様…」「柴田さんほんとにほんとにお疲れ様でした」「柴田さんありがとう」と労いの言葉が上がっていた。

 孤軍奮闘しながらも突っ込み続ける柴田もさすがではあったが、やはり川島の偉大さを痛感する回となった。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/02/03 07:00
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