なぜ、芸人は「痛風」になりやすいのか──その生き様と痛風の根深~い関係
#痛風 #ガリットチュウ #福島善成
筋トレ&ダイエット&サウナには要注意!?
窪田:でもね、ビールを飲まなくても痛風になる場合もあるんですよ。筋トレのような無酸素運動をよく行っている人にも、痛風は多いです。
福島:聞いたことあります、それ! 筋トレよくないって。庄司(智春)さんなんて、鶏肉しか食ってないのに痛風になってましたもん。
窪田:体を鍛えている方って、やっぱりお肉をガッツリ食べるから。マラソンみたいな有酸素運動はOKなんですけど。
福島:僕は柔術をやるんですけど、筋肉ゴリゴリの人たちとぶつかり合って、スタミナはめちゃめちゃロスします。「アスリート痛風」っていうのも多いんですよね?
窪田:多いですね。プロのアスリートは汗をものすごくかくので、尿酸値の変動によって痛風発作が起こりやすくなる。あと、筋肉を使うとプリン体を生成しやすくなるので、尿酸値も上がりやすくなってしまうんです。
福島:僕は以前、体重がMAX108キロあって発作が何回も出たので「痩せたら出ないだろう」と思って78キロまで痩せたら……やっぱり出るんですよ! これ、なんなんですか?
窪田:痛風は肥満の人がなることがほとんどですが、急激に痩せると体重が減った分、体内の尿酸が濃密になるんです。老廃物を代謝する仕組みは痩せてもすぐには変わらないので、体重が多いときより血液が濃くなる。だから、尿酸値は低くなったとしても痛風が出やすいことがあります。
福島:あと先生、僕はサウナが好きで「サウナ日記」もインスタで投稿してるんですけど、サウナって痛風に影響はありますか?
窪田:サウナでは汗をかくから、脱水して発作が起きる方もいらっしゃいます。その上、汗をかいた後にビールという流れがあると尿酸値の増減が激しくなっちゃいます。
福島:カラッカラになってから飲むビールののど越しを体験したいからサウナに入っているようなものなのに!
窪田:ビールを飲みたいのはやまやまでしょうけど、そこは一口目を炭酸水に変えていただいて、それからビールを飲んだほうがいいですね。
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