『ザ・ノンフィクション』衝撃の婚活回を男性ライターが見たら震えるしかなかった
#ザ・ノンフィクション
「100億積まれても、あの人とは結婚しません!」
これから長谷川さんとの交際に集中するかと思いきや、思わぬところからストップがかかった。ミナミさんの母親だ。母の言い分は「育ってきた環境が近い者同士なら理解し合えるけど、結婚すると差を感じてしまう」という懸念だった。
母親 「私は年齢差があってどうのこうのとか、高収入でっていうのはどうかと思うけど」
ミナミ 「……でも、貧乏人にはなりたくないでしょ」
貧乏人っていう言い方! それが嫌なら、自分も働けばいいだけなのに。貧しさは嫌だから、その手段として結婚で一発当てたい気持ちが彼女は強すぎるのだ。
そして後日、またしてもミナミさんから植草代表へメールが届いた。長谷川さんとの交際を終了したいという旨の連絡だ。
将来、一緒に暮らす物件を探そうと不動産屋を2人で巡っていたらミナミさんの体調が悪くなり、長谷川さんは公園のベンチでミナミさんを介抱。その際に「僕もパニックになることはあるよ」と声をかけたら、ミナミさんは「パニック」という言葉尻だけを捉え、長谷川さんが病気を抱えていると早合点してしまったらしいのだ。
「それを言うタイミングがなんで今日なんだっていうことをずっと母親も怒っていて、『それはアンタ、騙されてるのと一緒だよ』って」(ミナミさん)
いや、パニックとパニック障害は違うんだけど……。彼は慰めるつもりで言っただけなのに、とんでもない思い込みだ。そもそも、ミナミさんが結婚したくなった理由は「職場で倒れて誰とも連絡がつかなくて、家族が欲しくなった」だったはずなのに。
猜疑心にかられたミナミさんが植草代表に送ったメールには、以下のような文章があった。
「裏切られたし、アンフェアだし、騙された」
「先生は、結婚させれば、会社が儲かると思いますが、たとえ、先生に100億積まれても、長谷川さんとは結婚しませんよ」
「100億積まれても」という表現が、いかにも小学生である。植草代表はミナミさんを呼び出した。
植草 「私に対して、この暴言は何? ビックリしてるんだけど」
ミナミ 「そういう心境になったからです!」
植草 「あなたに足らないものは人間力です。こういう些細なことで大きな勘違いをしたり、捉え方を間違えてるからぶっ潰れるんですよ」
これはもはや、結婚相談所というよりカウンセリングの範疇の仕事だ。結局、ミナミさんは植草代表に泣いて謝罪。そして、長谷川さんとの交際も終了となった。
番組エンディングで、ミナミさんは結婚への強い決意を口にしている。
「結婚したい気持ちは変わんないです。いきますよ、来年の誕生日までに(笑)。2022年、令和4年ですよ。成婚退会します(笑)」(ミナミさん)
めげていないミナミさん。しかし、この放送を見た上で、それでも彼女とマッチングしたがる男性がいるかは疑問。今回の密着が今後の彼女の婚活に悪い影響を与えないか心配なのだ。
今回の『ザ・ノンフィクション』は、「ミナミさん、結婚ってなんなんでしょう?」というナレーションで終了した。
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