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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > “囚われのプリンセス” 佳子さまの将来

佳子さまは“囚われのプリンセス” その将来と波乱が予測される愛子さまの結婚

埼玉・白岡15歳少年暴行死の真相は明らかになるか

 文春の中学3年生の暴行死の記事は、後味の悪い話である。

 1月15日、埼玉県白岡市の住宅で、中学3年生の加藤颯太君(15)が倒れているのを母親(38)が発見した。

「息子の部屋をのぞいたら意識がもうろうとしている」

 午前4時50分ごろ、母親からの119番で、救急隊員が駆け付けると、1階リビングの布団の上に颯太君が意識不明で横たわっていたという。

 だが、少年の顔や下半身にはアザなどがあったため、消防から警察に通報を入れたという。

 颯太君は病院へ搬送されたが、3日後に息を引き取ったそうだ。死因は頭に激しい暴行を受けたとみられる急性硬膜下血腫。ろっ骨などの上半身の骨が折れ、古い骨折の痕もあったという。

 さては、子ども同士の喧嘩か、それとも家庭内暴力なのか。

 事件を複雑にしているのは、この家の家族構成がからんでいるのかもしれない。母親の連れ子3人と、内縁の夫との間に生まれた子供5人の10人家族という、今時めずらしい子だくさんなのである。

 この地へ引っ越してきたのは4年近く前の春。最初のうち颯太君は小学校に通い、挨拶もしっかりできる子だったという。

 だが、母親に新しい子どもができると、彼は学校に行かなくなったそうだ。一家は困窮していて、生活保護を受給していたようだ。だが、内縁の夫は働くわけでもなかったそうだが、車は4台持っていたという。

 男は40代後半で身長は180センチ以上あり、髪を金髪に染め、近所づきあいもなかった。

 颯太君はその男に敬語を使い、他のきょうだいからも無視されていた。だんだんやせ細っていく彼のことを、近所の住民は心配そうに見ていたという。

 文春によると、以前にも、母親と交際し、一緒に住んでいる男性がいたそうだ。だが、その男性も13年1月21日に“変死”しているというのだ。

 様々な状況証拠を見てみる限り、母親の内縁の夫というのが、子どもの死に何らかのかかわりがあるように思える。

「現場の家の周りには規制線が張られ、数多くの捜査員が聞き込みを続けている」(社会部記者)

 母親と内縁の夫は虐待を否定しているが、県警は疑っているという。それはそうだろう。

 15歳で命を落とした颯太君が哀れでならない。最近こういうケースの事件が多いように思う。母親がヤクザな男に惚れこみ、カネも貢ぎ、子どもを置き去りにして遊び狂っていて、というケースだ。

 もちろん、子どもを虐待死させる男が悪いが、色に目がくらんで子どもをほったらかしにする母親のほうにも、大きな責任があると思うのだが。

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