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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > “囚われのプリンセス” 佳子さまの将来

佳子さまは“囚われのプリンセス” その将来と波乱が予測される愛子さまの結婚

白鴎の相撲部屋は浅草の名門料亭

 ところで、白鵬が相撲部屋を浅草に決めたと文春が報じている。少し前までは銀座につくりたいといっていたらしいが、やはり、浅草というのはいい。

 私が好きで時々顔を出す店のある「観音裏」だという。そこは江戸時代から続く花柳界の中心地で、創業75年を迎える老舗料亭「瓢庵」がそれだという。

 あそこか! 私も何度か入ったことがある。最初はダイエーの中内㓛さんに招待されていったと記憶している。浅草女将さん会の女性が何人かいたな。

 そこが閉店してしまったという。97坪で、地下1階地上5階、すべて数寄屋造りのいい建物だ。

 相場は3~4億だというが、白鵬は約5億円で買い取るといわれているそうだ。

 できれば浅草の新名所になるのだろうが、裏観音に残る江戸情緒は今時めずらしい貴重なものだ。あの静けさがなくなるのは困る。白鵬部屋ができないうちに何回も行っておこうと思う。

 ED薬でよく知られているバイアグラが、アルツハイマーに効く? もしそうだとしたら、これからの高齢社会は“ピンク色”になるのではないか。画期的な論考がポストに載っている。

「バイアグラの服用者はアルツハイマー病の発症リスクが69%低い」

 昨年12月、こんな研究結果が米科学誌「ネイチャーエイジング」に掲載されたという。研究を行ったのは、米クリーブランド・クリニックの研究チーム。

「研究チームは、米国の患者723万人の医療費請求データをもとに、ED治療薬バイアグラ(一般名シルデナフィル)の服用と、アルツハイマー病の発症の環境を調べた。
 その結果、バイアグラを飲んでいる人は、飲んでいない人と比べて、6年間でアルツハイマー病を発症するリスクは69%少なかったというのである」(ポスト)

 さらにポストは、
「12年に460万人だった日本国内の認知症患者は超高齢化のなかで増え続け、25年には700万人に達して、『65歳以上の5人に1人は認知症』になると推計されている。
 診断法などで異なるが、アルツハイマー病は認知症の5~7割程度を占めるとされる」(同)

 では、バイアグラはなぜアルツハイマー病の発症を抑える可能性があるのか。

 川崎医科大学附属病院院長の永井敦医師はこう説明する。

「詳しいメカニズムはまだわかっていませんが、PDE 5を阻害する働きがアルツハイマー病の抑制にも関係すると考えられます。実際に過去の論文では、PDE 5阻害薬がマウスの認知機能を改善するとのデータが発表されています」

 アルツハイマー病は、「アミロイドβ」と「タウ・タンパク」というタンパク質の“ゴミ”が脳内に蓄積して、脳神経細胞を変化させることで発症すると考えられているそうである。

 バイアグラはアルツハイマー病を7割減らすとした冒頭の研究チームによると、アミロイドβとタウ・タンパクの両方を標的として作用する薬剤を探したところ、バイアグラの成分であるシルデナフィルに行きついたのだという。

「そこで研究チームは、アルツハイマー病患者から採取して培養した幹細胞をバイアグラに曝露させた。その結果、バイアグラは脳神経細胞の成長を促し、アルツハイマー病の原因と考えられている2つのたんぱく質の蓄積を妨げる可能性が示されたのだ」(同)

 バイアグラが心筋梗塞の発症リスクを下げたり、心不全の発症リスクを下げたりする。また大腸がんの発症リスクも低くなるという研究もあるそうだ。

 年を取っても、バイアグラを飲んで「死ぬまでセックス」をしながら、アルツハイマーも予防できるとなれば、「人生ピンク色、太陽黄色」の老後が待っているということか。なんだか嬉しいような嬉しくないような……変な気持ちだな。

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