錦鯉長谷川、空気階段もぐらに歯科業界が熱視線「歯ボロボロ芸人」に特需チャンス?
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ここ数年、お笑い界で脚光を浴びているのが、私生活がメチャクチャな芸人たち。借金、ギャンブル、酒浸りなどそのパターンは多種多様だが、昨年のキングオブコントで優勝した空気階段・鈴木もぐらと、M-1グランプリで優勝した錦鯉・長谷川雅紀に共通するのは、ズバリ「歯」だ。
歯をほとんど磨かない生活を続けてきたもぐら。TBSラジオ『空気階段の踊り場』で、虫歯が20本もあり、健康な歯は1本しかないことを告白すると、Twitterで「#もぐら歯医者に行け」がトレンド入りをするなど話題に。一方、長年金欠状態だった長谷川は歯を治療する金がなく、抜け落ちた歯は実に8本にもなるそうである。
「お笑い芸人が自分のネガティブな要素をネタにするのは鉄板。かつては麒麟・田村が貧乏ネタで一世を風靡しましたし、その他にも薄毛、肥満、滑舌の悪さなど、コンプレックスになりそうなことを逆に武器にして、ブレイクの足がかりにする芸人が増えています。
芸人はたくさんいるので、世に出るには何かとっかかりが必要ですし、一般人なら引け目に感じるようなことも芸人にとっては強力なネタになる。当然、歯もその武器になり得ます」(お笑い番組関係者)
転んでもタダでは起きないとはこのことか。もぐらや長谷川は賞レースを制し、歯に頼らなくても勝負できる腕があるが、武器は多いに越したことはない。芸人の中には、歯がボロボロな者は少なくない。
「バナナマンの日村勇紀は歯並びが悪く、相方の設楽統から『食べるシーンはNG』とイジられるのが定番のネタ。10年ほど前に数百万円をかけてインプラント治療をしました。若手では三四郎・小宮、さらば青春の光・森田、ウエストランド・井口なども、テレビやラジオなどで、しばしば自分の歯のことをネタにしています」(お笑い業界に詳しい芸能ライター)
コンプライアンスに厳しい昨今、テレビで容姿ネタや体型ネタで勝負することは難しいが、歯に悩みがある芸人たちは、テレビ業界人にとってもかなり魅力的だという。
「テレビ界では健康ネタはもちろん、芸能人の健康チェックも大人気企画ですが、あまりに重篤な結果が出ると視聴者が引いてしまうので、ガチでやるのがコワいのも事実です。その点、歯なら治療の余地がありますし、誰もが不安を抱えているポイントなので、視聴率も期待できます。
また、歯科業界がコロナで売り上げが落ちているという事情もあります。歯の治療はどうしても後回しにされがちで、なかなか売り上げが回復しないこともあり、『“歯を放っておくと大変なことになる”と啓蒙する企画をやってほしい』という要望が上がってきているんです。これならタイアップなどもやりやすく、お金にもなる。鈴木もぐらの歯については、すでに『ノンストップ!』(フジテレビ系)が追っかけていましたが、歯に悩みがある芸人には特需がくるかもしれません」(キー局関係者)
テレビに出られて歯も直せるなら、これぞまさに一石二鳥。これからは歯を磨かない芸人が増えるかも?
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