活動休止の氷川きよし、ファンは知っていたコンサート中の“心の叫び”
#氷川きよし
年内で活動休止することを発表した歌手の氷川きよしが1月25日、自身のInstagramで、活動休止について自ら説明した。
氷川は「色々と報道されておりますが、事務所との確執などが原因ではなくて」と、所属事務所との“不仲説”を否定。「とにかく22歳からファンの皆様の真心にお応えしたいという思いがエネルギーでしたが、なかなか心と身体が思うようにならなくなり、ご期待にお応え出来ないこともあり、来年からリフレッシュの為お休みを頂く事に致しました」と説明した上で、「直接、私のところへ来られても、このコメント以上のことをお話しすることはありません」とマスコミに向けてメッセージを綴った。
氷川は2000年2月にデビューするや、「演歌界のプリンス」として女性ファンを魅了し続けたが、近年は自分を“開放”し、中性的にイメチェン。『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)のオープニングテーマとして2017年に発売された「限界突破×サバイバー」をライブで披露した映像が2019年に公開されると、“限界突破”した美貌とともに大きな反響を呼び、同年末、さらには2020年末の『NHK紅白歌合戦』でも「限界突破×サバイバー」で出場するなどキャリアの転機に。近年では演歌路線では見せなかったメイクとドレス姿で新たなファンを獲得していっている。
そんな氷川には、これまでも幾度となく活動休止の話が浮上していたという。音楽関係者が明かす。
「氷川は自身のコンサートのMCトークで『何度も辞めようと思ったんですよ』と語ることもしばしば。ファンは、氷川が長年にわたって第一線で活躍する中で強いストレスを抱えていたことを知っていたので、『辞めようと思った』と聞いても“やっぱりそうなんだ……”と冷静に受け止め、騒動にはならなかったのですが……。コンサートには報道陣も取材に来ていたのですが、テレビで氷川の発言が放送されなかったのは、レコード会社側が使わないでほしいとお願いして回っていたからです」
氷川は、もともとぶっちゃけトークが売りだった。
「サービス精神が旺盛で口を滑らせることも少なくない。氷川の取材があるたびに、レコード会社関係者から『今日はココがNGで……』とお願いされるのは定番でした。また所属事務所も、氷川の言動を元に書かれたネット記事をしっかりチェックしていましたね」(スポーツ紙記者)
「何度も辞めようと思った」発言も、“NG発言”だったようだ。
「演歌界のプリンスとしてブレイクし、活躍を続けましたが、そのイメージに悩み続けたのでしょう。2019年の『紅白』で『きぃちゃんらしく。きよし君にはさよなら』と宣言したという話も有名ですが、現在のようにイメチェンしたのが本来の姿と言われているのは周知の通りです」(前出・音楽関係者)
昨年10月に公開された映画『老後の資金がありません』の主題歌を務めた氷川は、インタビューで老後について「できればひとりではいたくないかな。地味で、狭い家でいいから、愛する人と暮らしたいな、なんて思うけど」と語り、「歌はやっぱり歌っていたい。どういう形であれ携わっていたい」と歌手活動を続けたいとの思いを明かしていた。
充電期間中を“愛する人”と過ごすのかは不明だが、リフレッシュできた暁にはスポットライトが当たるステージにまた戻ってくることを期待したい。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事