「ペヤング」は2022年もブッ飛ばす! 怒涛の12~1月新商品ペヤング3品
#カップ焼きそば #ペヤング #カップ麺一行3昧
ホルモン&ペヤングのクセがスゴい「ペヤング ホルモン焼き風味噌仕立てやきそば」
最後に紹介するのは、「ペヤング ホルモン焼き風味噌仕立てやきそば」193円(税別)。ペヤングの2021年の締めを飾る商品でした。ホルモンを使った麺といえば、岡山・津山の「ホルモンうどん」という焼うどんが有名で、秋田・横手や兵庫・小野で「ホルモン焼そば」が供されているそうです。
「ホルモン」を使ったペヤング焼そばは、2019年の初登場以来今回が3作目。先ほどの「イカスミ」と同様、大切に継承されています。「ホルモン」や「イカスミ」だけではなく、「納豆」、「パクチー」、「春雨」など、ペヤングには脈々と受け継がれているアイテムがいくつか存在しており、それらが登場するとちょっとうれしくなります。
ひとクセある「ホルモン」という具を、クセの強い「ペヤング」が扱うというのは、結構イメージ通りだと思うのは筆者だけでしょうか。
ソースの味は甘くて辛い味噌味。ひとえに「ホルモン焼き」と言っても、焼肉屋の網焼きや、家庭の「こてっちゃん」のようなものまで多岐にわたりますが、このソースで再現されているのはおそらく後者で、家庭のホットプレートで「こてっちゃん」と一緒に麺を焼いたような味です。
そもそも、商品名にもパッケージにも「辛い」とは一言も書かれていないのですが、ピリ辛レベルを優に超えた辛さとなっています。「ペヤング」としては、「獄激辛」に比べたらこんな辛さは辛いうちに入らないということなのかもしれません。別添の唐辛子も合わせて、辛いものが苦手な人は要注意レベルです。
具として入っているのは豚ホルモンとねぎ。「こてっちゃん」のようなやわらかいホルモンではない上、風味も弱く「ホルモン焼き」感もまったくありません。おそらく焼そばではなくスープに入っていたら、ホルモンがやわらかくなって食感の再現性が高くなるかもしれません。
まるで味のないガムのような食感ですが、ペヤング愛好家の皆様ならば、こういうのもペヤングらしい味というか、魅力だと感じ取ることができるかもしれません。
年末年始のペヤング3品
年末年始に発売された「ペヤング」3品をレビューしました。ペヤングとしては真面目寄りというか、真っ当な創作カップ焼そばで、面白さとおいしさを両立した商品でした。特に「明太シーフード唐辛子マヨやきそば」はサービス精神が旺盛で、面白さ、おいしさ、ボリュームを兼ね備えています。
ペヤングは2022年もおそらく「獄激辛」や「ペタマックス」だけではない新機軸のブッ飛んだ商品で私たちを楽しませてくれるのではないかと予想しますが、しっかり体調を整えて全力で対峙していきたいですね。
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