
『関ジャム』ギタリスト特集でChar登場! Ichikaのぼっちキャラもバレる?
#音楽 #関ジャム

1月23日放送『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)が行ったのは、「“凄腕ギタリストが集結”ギター特集!!」。そもそもギター特集の多い番組だったはずだが、今回のそれは随分久しぶりの印象だ。ここ数週間、「2021年ベストランキング」が続いていた『関ジャム』。だが、本音としては今回のような企画をこの番組には期待している。
今回登場したギタリストは3人。言わずとしれたChar、世界最大級フェス「サウス・バイ・サウスウエスト」に出演経験があるRei、英ギター雑誌「Total Guitar」読者が選ぶ「史上最強のギタリスト100選」に日本人として唯一8位にランクインしたIchika Nitoという面白いキャスティングだ。“ギターの神様”と最新ギターヒーロー2人の揃い踏みである。
特に、やはり注目はCharだ。初登場なのが意外だし、それでいて「Charが来てくれるんだ!」という驚きもある。ここ40年、日本のギタリストといったら真っ先に思い浮かぶ存在はずっと彼だった。
Charの「SMOKY」はなぜカッコいいのか?
「まだ誰も発見していないフレーズを探してしまう」というテーマでReiが挙げたのは、Charの「SMOKY」。この曲のイントロで流れる「ジャッジャッジャッ、ジャッジャッジャッ」こそ、ギタリストにとっての代表的フレーズである。
Charの中でもひときわカッコいい曲だ。でも、どうしてカッコいいのか初めて聴いたときはわからなかった。その理由をChar本人が語る。
「このフレーズはドラムがいて、ベースがいて、ギターがいて、キーボードがいてっていうアンサンブルの中で考えたんですけど、まだその頃はほとんどの人がやっていないビートです。要するに、『ワン、ツー、スリー、フォー』の中で“ウパッパッパ、ウパッパッパ”って裏(裏拍)なんですよ、全部。フレーズだけだと『ジャッジャッジャッ、ジャッジャッジャッ』なんですけど、これをビートに乗せると『チャカチャカ、ジャッジャッジャッ、ジャッジャッジャッ』。この『チャカチャカ』をやる感じで出してる」(Char)
初めて聴いたとき、裏拍が肝になってるなんてまるで気が付かなかった。付け加えると、「SMOKY」は発表から45年経った今もギターソロがいまだ進化中だ。すごい曲である。
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