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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > MSが買収で世界第3位のゲーム会社に!その影響は

MSアクティビジョン約9兆円買収で「COD」X-box独占懸念も…公式にソニーとの関係言及

CoDシリーズはXbox・PC独占にはならない模様

 その一方で「今後、『コール オブ デューティ』シリーズがXboxとPC独占になるのでは?」という懸念の声もSNS上で見受けられる。

 ゲーム業界のセールスやデータを分析しているBenji-Salesは、「今後、『コール オブ デューティ』シリーズはXbox、PC、クラウドがメインとなる」との見方をツイートしている

 こうしたSNS上の話題を受けてか、マイクロソフトでXbox部門を統括するPhil Spencerは、「ソニーはゲーム業界にとって重要な存在で、同社との関係を大切にしたい」というツイートを発信

 先に挙げたベセスダ買収によって、同社の一部タイトルがXboxとPC独占になったことはあった。しかし、マインクラフトは現在もマルチプラットフォーム展開が続いているなど、同シリーズのPSでの継続はおそらく今後も続くと思われる。

 今回の買収の狙いは、メタバース事業の拡大も視野に入っているようだ。最近メディアで目にする機会の多い「メタバース」は、ゲームを活用する事例も多い。「“メタバース(仮想空間)”を本気でやるなら、有料会員のいるオンラインゲーム買ったほうが現実的」とコメントしていたひろゆきもこの買収に反応している

 日本では苦戦を強いられているXboxだが、マイクロソフトは今後どういった企業を傘下に収めていくのか? 同社の動向からは目が離せない1年になりそうだ。

辻 英之(編集者)

起きてる間が営業時間のプロ編集者。ゲームメディアの編集長、IT企業での経験を活かし、デジタルエンターテイメント分野記事を中心に寄稿中。ビジネスジャーナルでは『オレの周りはゲームばかり』を連載中。

つじひでゆき

最終更新:2022/01/30 07:00
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