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『脱出おひとり島』の“筋トレサバイバル感”&ソン・ジアの名言に「ブラボー!」

『脱出おひとり島』の筋トレサバイバル感&ソン・ジアの名言に「ブラボー!」の画像1
Netflix『脱出おひとり島』

 昨年末にNetflixにて配信開始された、韓国の恋愛リアリティーショー『脱出おひとり島』。全世界的に人気の“恋リア”はこれまで韓国でもさまざまなものが制作されており、『HEART SIGNAL』など日本でよく知られるシリーズも多い。そんななか、韓国のバラエティ番組史上初めてNetflixのグローバルチャートでTOP10入りするなど、過去にない快挙を遂げているこの作品。その見どころを前後編にわたり、レビュー形式で紹介したい。

8泊9日の恋愛で目指すは「天国島」

 まず本作において視聴者の目を引くのが、美しい景色のロケーションだ。

『脱出おひとり島』(原題『솔로지옥』、“ソロ地獄”を意味する)のタイトルどおり、撮影の舞台となるのは「地獄島」と呼ばれる離島。ここで参加者が交流し自分の魅力をアピールし合いながら、定期的に行われる“カップルマッチング”により見事カップルが成立すれば高級リゾートホテルのある「天国島」に移動、1泊2日の理想的なデートが実現できる。ちなみに「地獄島」では互いの年齢や職業を明かすことができないというのも、番組の主なルールとなっている。

 プール付きのスウィートルームや豪華ディナーが楽しめる「天国島」はウットリしてしまうほどラグジュアリーであることは言うまでもないのだが、一方で「地獄島」の様子も(見ているぶんには)そこまで悪くはない。ビーチのカフェテラス、美しい海に沈む夕日、キャンプファイヤーなどはアウトドアならではの醍醐味が詰まっているようで、思わず「休暇が取れたら、こんな過ごし方もいいな」と少し憧れてしまうほどだ。その開放的な映像はコロナ禍の閉塞感を吹き飛ばしてくれるようであり、「部屋に籠ってNetflix漬けのこちらの方がよっぽど地獄島生活では……」という気にもさせられる。

 しかし、この『脱出おひとり島』で最も大きな魅力となるのは何といっても、離島で8泊9日にわたり恋愛模様を繰り広げる男女12人のキャストだろう(ここでは番組前半に登場するメンバーを紹介し、追加メンバーは後編記事で触れる)。

 男性陣は、アイドルグループのメンバーと見紛うほど爽やかなルックスのチェ・シフン(@choi_hun2)、そんな彼と対照的に、韓国の“恋リア”参加者としてはめずらしく髭をたくわえたワイルドなルックスのオ・ジンテク(@timelessbruno)、精悍ながら優しい眼差しが印象的なキム・ジュンシク(@juncore_)、スタジオのMC陣から「悲しそうな目つきが魅力」との声も上がるキム・ヒョンジュン(@__1126.1)らが集う。

 見た目からそれぞれタイプの異なる男性参加者の面々だが、揃いも揃って筋骨隆々といった共通点もある。「地獄島」生活中に提供される野菜中心の食事に対しても「(筋肉を保つための)タンパク質が少ない」と嘆くシーンがあったり、やたらとトレーニングを行っていたりすることなどから、視聴中何度か「これって筋トレのサバイバルだった……?」と感じることがあった。

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