NHK・和久田麻由子、テレ朝・弘中綾香…2022年“期待値高”女性アナウンサー
#テレビ #女子アナ
2022年4月の改編では、民放各局が大幅な番組の入れ替えを行うといわれている。フジテレビがリストラ策を行うなど、民放キー局の収益が悪化し経営の改善が求められる中で、より効率のいい番組作りをそれぞれが目指しているからだ。
「フジはリストラの他に、平日昼の帯番組『バイキングMORE』を打ち切りに。坂上忍のギャラは年間1億円以上ともいわれていますから、多額の経費が削減できることになる。また、フジだけでなく各局で低視聴率番組の打ち切りやリニューアルが続々と行われる予定です。リニューアルや新番組を作るにあたり、コストカットのため、基本的には自局のアナウンサーを起用する傾向がある。局アナたちは、これまで以上の激務を強いられることになりそう」(民放関係者)
出演番組が増えれば局アナたちも喜ぶのではないかと思いきや、そうでもなさそうなのだ。
「かつては番組を担当するほどに手当てがついて、一般社員の倍以上の給料をもらっていたアナウンサーもいました。さらに、人気番組に多く出演していればフリーに転身した時に有利だからとモチベーションにもなっていた。ですが、いまは手当もロクにつかずボーナスも一般社員とあまり変わらない。フリーになっても活躍できる保証もないので、ただ仕事が忙しくなるだけでうまみはあまりない。フジは期待されていた久慈暁子アナが4月いっぱいで退社しますが、2022年以降はさらに脱落者が増えると思われます」(民放関係者)
特に女性アナウンサーはフリー転身者が多く、“供給過多”の状態ともいえる。そんな中で、大手芸能事務所から「フリーになってほしい」と猛烈なアプローチを受けているエリートなアナウンサーもいるという。
「各事務所が狙っているのが、NHKのエース・和久田麻由子アナです。視聴率があまりよくなかった昨年の『紅白歌合戦』ですが、和久田アナの司会進行は完璧だった。東京五輪では開会式の中継キャスターも務め、注目度はバツグンです。現時点ではフリーになったら年収1億は軽く越えるといわれています。次点で注目されているのは、テレビ朝日の弘中綾香アナ。女性アナがフリーになっても、キャスターとして活躍できる報道番組のポジションはほぼ埋まっている。その点、バラエティ番組なら需要はあるので、弘中アナはキャラ的にもバッチリとハマるでしょう」(民放関係者)
一方で、フリーになったはいいものの、厳しい状況にあるアナウンサーも。
「カトパンこと加藤綾子アナは、担当しているフジテレビ系のニュース番組『Live News イット!』が長く視聴率が低迷しています。フジが減収によって社員をリストラしている一方で、フリーなのに古巣にしがみついて高いギャラをもらっている加藤に対しては、局内からも批判の声は多いんです。まあ、いつまでもカトパンに頼らざるを得ないフジが情けないわけなんですけど……。『Live News イット!』は、2022年内にはキャスター変更などの大リニューアルがあると囁かれています」(民放関係者談)
TBS系『NEWS23』でキャスターを務める小川彩佳アナについても。
「『NEWS23』は視聴率低迷を受けて、テコ入れで局アナの国山ハセンを投入しました。これなら、最初から局アナを出していればよかったわけで、小川アナをにとってはかなりのプレッシャーでしょう」(民放関係者)
加藤綾子、小川彩佳という、局アナ時代は飛ぶ鳥を落とす勢いだったアナウンサーも、フリー転身後はなかなかうまくいっていない現状。それほど、女性アナのフリー転身は厳しいというわけなのだろう。
そんな中で、フリーになっても期待されている女性アナウンサーがいるという。
「日本テレビの水卜麻美アナです。長らくフリー転身の噂がありながらも、日テレは帯番組を任せるなどして、なんとか水卜アナをつなぎとめてきた。でも、水卜アナもそろそろ結婚して身を固めたいようで、毎朝2時に起きて準備をするという現在の仕事スタイルには悩んでいるそう。今年35歳を迎えるということで、節目としてフリー転身を考えていているという話もあります。フジとTBSは、ぜひ水卜アナに帯番組を任せたいと熱望をしているようで、すぐに大きな仕事も舞い込みそう。水卜アナにとっては、今のタイミングがフリー転身への大チャンスだと思います」(民放関係者)
しのぎを削る女性アナウンサーたち。今年、大きな動きを見せるのは誰なのか。
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