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映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』公開記念インタビュー

海老野心、松本人志も仰天した恋リア女子が大誤算!? ホラー出演で「まさか…」

「初主演で死ねるなんてスゴくないですか!?(笑)」

[入稿済]海老野心、松本人志も仰天した恋リア女子が大誤算!? ホラー出演で「まさか…」の画像5
(撮影/宇佐美亮)

――では、今回のオファーは念願だったんですね。

海老野 マネージャーさんから話を聞いた時は一瞬何が起きたかわからなかったです。しかも主演だったので不安は大きかったんですが、もうこれは頑張るしかないと気持ちを奮い立たせました。

――クランクインまでにどんな準備を?

海老野 今まで以上にめちゃくちゃホラー映画を観ました。特に台本で叫ぶシーンがあることがわかっていたので、このシーンが重要になるなとその段階で思ってました。でも自分が殺されるかもしれないって思いを込めながら叫んだことはないので、そこは撮影前に勉強しました。

――その叫ぶシーンはうまくいきましたか?

海老野 共演者やスタッフさんとの顔合わせの時に、佐々木(勝己)監督からいきなり「叫んでみて」と言われたのでやってみたんですけど、監督のリアクションも「あーもうちょっとですね」という感じだったし、私自身も全然納得がいかなかったので、そのシーンの撮影まで隙を見てはYouTubeとかで「叫び声 怖い時」と検索して参考になりそうな動画を見まくってました。おかげで私のGoogleの検索履歴は「叫び声」ばかりになりました(笑)。

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(撮影/宇佐美亮)

――他に印象に残ってるシーンはありますか?

海老野 自分が死ぬところですね! 初めての主演で死ねるなんてスゴくないですか?  しかも、普通は死んだら生き返れないけど、映画なら死んでも日常に戻ってこられるし最高です(笑)。そのシーンで血糊を浴びたり特殊メイクで自分の顔の型を取ってもらえたのも本当に貴重な経験でした。口から内臓を取り出されるんですが、あれは鹿の処理済みの内臓を使っているのでスゴイ迫力。ただ撮影は夏だったので現場はものすごく臭かったですけどね……。

――完成した作品を見てご自身の演技はいかがでしたか?

海老野 自己採点はまぁまぁですかね(笑)。みなさんにも「初出演とは思えない」とか「本当にホラー映画が好きなんだね」と褒めていただけて、すごくうれしかったです。ホラー映画好きでよかったです。

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(撮影/宇佐美亮)

――最後に読者やホラー映画ファンにメッセージをお願いします。

海老野 すごく怖い映画に仕上がっていますが、「POPスラッシャー」とあるように、時々クスリと笑えるシーンもあって、恐怖映画が苦手な人も楽しめる作品になってると思います。特に一番最後のシーンはインパクト抜群なので、ぜひ映画館で見てほしいです!

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海老野 心(えびの・こころ)
2002年6月29日生まれ、神奈川県出身。タレントとしてバラエティー番組で活躍。恋愛リアリティーショー出身・5人組ガールズユニット「Five emotion」(通称:5えもん)、として音楽活動も行う。『真・事故物件/本当に怖い住民たち』で映画デビューを果たす。

武松佑季(ライター)

1985年、神奈川県秦野市生まれ。雑誌ライター、編集者。東京ヤクルトファン。

たけまつゆうき

最終更新:2022/12/07 15:44
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