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坂上忍、差別的発言続く『バイキング』でまたも…新型コロナ「まん延防止」適用で

坂上忍 差別的発言続く『バイキング』でまたも…新型コロナ「まん延防止」適用での画像1
坂上忍

 20日放送のフジテレビ『バイキングMORE』でMCの坂上忍が沖縄、山口、広島で新型コロナ感染者が増えていることについて放った一言がネット上で批判を集めている。

 この日の放送では21日から1都12県で「まん延防止等重点措置」が適用されることについて特集。

 坂上は、東京都が病床使用率20%で「まん延防止」を要請したことに関して、大阪府の35%と比べ「ブレーキを踏みたがるのはわかるんだけど、今の状況下で病床使用率20%ってもうちょっと頑張らなかったら(経済が)止まるぞって思っちゃうんだけどね」と。不満を漏らした。さらに「まん延防止」を適用したことにより、飲食店に支払われる協力金について「これも税金だからね。僕らのお金だからね」と指摘。「わざわざ大枚叩いてまた同じことやるのか」と文句タラタラ。

 すでに「まん延防止」がはじまっている、沖縄県の感染者数が減っていることに話題がうつると「沖縄はお酒出してるから。だからやっぱり全部が全部じゃなくて、(経済を)回すものは最低限回させてくれ。でもみんなでがんばろうっていう中で、なんとかいい結果が出そうなところまで来てるんだよね」と酒類の提供を認めていても感染者数が減ると指摘。

 そして9日からすでに「まん延防止」が適用されている3県について「だって、沖縄、広島、山口なんて、もらい事故みたいなもんなんだから」と言い捨てた。

 この3県は在日米軍基地が水際対策の穴となったことが、感染拡大の要因のひとつとされていて坂上もそのことを「もらい事故」と表現したのだが、ネット上ではこの発言に批判が殺到。

「これは問題発言」「もらい事故って不適切でしょ」「アメリカ軍のせいだけじゃなかろうが」という声が上がっている。

 また19日には「トンガ頭痛」の表現を謝罪したばかりだったことから「トンガ頭痛に続き、2日連続の問題発言」「またお詫びやな」という声も上がっていた。

 17日には、沖縄県名護市長選に立候補した前同市議・岸本洋平氏の選挙の出発式を告知するポスターに、「米軍コロナから命とくらしを守るニューリーダー誕生へ」との記載があり、「差別を助長しかねない」表現があったとして、岸本氏の事務局が謝罪をしている。

 ここにきて差別的な表現を続ける『バイキング』、春の打ち切りも決まり気が緩んでいるのだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/01/22 06:00
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