『あちこちオードリー』野呂佳代、デビュー前の年齢詐称からキス闇堕ちトークで独壇場!
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上島竜兵とのキスで「闇堕ち」した野呂
2010年に野呂はAKBを卒業、SDN48に完全移籍した。「移籍」と言えば聴こえはいいが、「ロートルをAKBからリストラして左遷した」が当時受けた印象だったのは正直なところだ。
SDNでも野呂はやらかしている。48グループのキャリアはあるので、内部事情だけは熟知している彼女。コンサートがあると秋元のために部屋が用意されるのは常で、その部屋はお菓子が充実していた。そして、コンサートで秋元が来られない日は「みんな、秋元先生んとこ行こうよ」と他のメンバーに呼びかけ、勝手にその部屋でお菓子を爆食いしていたそうなのだ。
「みんなでお菓子をめっちゃ食べて、『いいから、食べちゃっていいから』って。それで、『野呂さんってやっぱすごいなぁ』『秋元先生の楽屋入っちゃってるよ!』みたいな(笑)」(野呂)
何やってんだよ、野呂。上長の部屋に入り、ケータリング泥棒を扇動する牢名主。スタイルが悪いと言われているのにお菓子を爆食いするのも問題だし、素行だって悪い。まさに、わがままボディだ。
そんなSDNも2012年にメンバー全員が卒業となり、解散した。28歳でいちタレントになった彼女は2年間、小劇場の舞台で経験を積み続けた。この頃の野呂は心の中が愚痴だらけだったらしい。「あの人は事務所の力でテレビに超出てる」など、もはや鬱憤は溢れんばかり。そんな時期に巡ってきたのが、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)出演の機会である。同番組の恒例企画「有吉先生の進路相談」で有吉弘行からボコボコにされた“2013年の野呂佳代”は今でも語り草だ。
当時の放送については、筆者もかつて記事にした。この頃の野呂は今と違って負のオーラがすごく、態度もかなり悪かった。パチンコ番組のレギュラーで生計を立てていたのに、その手の番組にネガティブな感情を持つ心理を見透かされ、有吉から「パチンコ番組全力でやれや、バカ!」と一喝された彼女。
有吉のような存在が事務所の先輩にいたのは、野呂にとって幸運だった。同じく太田プロの先輩である劇団ひとりに『ゴッドタン』(テレビ東京系)で叱責され、収録中に泣き出した野呂の姿も強く印象に残っている。そして、太田プロといえばダチョウ倶楽部だ。ダチョウと共に映画のPRイベントに出席した野呂。このときの彼女の役目はMCだったが、ダチョウお決まりのキスするくだりに不意に巻き込まれてしまった。
「『え!?』と思ったけど、『あれをやんなかったからダメだったんだ』っていう過去の失敗がいくつも頭に浮かんできて、『キスしなきゃしょうがない!』と思ってキスしたんです。それで、話題にはなったんですよ。でも結局、それで闇になっちゃったかもしれない。『キスで仕事もらった』みたいな感じで、気持ちが死んでしまって……」(野呂)
野呂のトーク中に画面上に出た「ダチョウ上島とのキスで闇落ち」というテロップが不穏である。「キスをして仕事をもらってしまった……」という落ち方は、まるで枕営業をやった人の後悔みたいだ。以前、若林は「テレビ局の地下駐車場で虚空を見つめる“地下駐車場虚空タレント”がいる」と口にしており、それを明らかにするのはこの番組の裏テーマ。かつての野呂も虚空を見つめていた。
ただ、ダチョウはダチョウで「最近は拒否しないで本当にキスしようとする女性タレントがいて困る」と言っていた事実は強調しておきたい。
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