『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』、これこそが正統派バイオだ!
#映画 #ホラー #バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が、1月28日(金)より全国の映画館にて公開される。
「バイオハザード」といえば、1996年に発売され、今もシリーズが続くカプコンの人気ゲームシリーズ。2002年にはミラ・ジョヴォヴィッチ主演で映画化され、これまでに全6作が制作されている。
しかし、これまでの映画版には、大きな問題点があった。それはシリーズを増すごとに、ホラー要素よりも、アクション要素が強くなり、完全に“アクション映画”という印象になってしまったことだ。
どうしてそうなってしまったのか……それは、シリーズの監督を務めたポール・W・S・アンダーソンとミラが、実生活で結婚したことも大きく影響していると言われている。
人気ゲームをベースとした作品だったはずが、いつしか主演のミラを、どうしたら魅力的かつカッコよく見せるかという方向に意識が向いてしまっていて、ついには娘のエヴァー・アンダーソンまで『バイオハザード ザ・ファイナル』(2016)に出演させるなど、完全にポールの私物化映画となってしまった印象がある。
今作はどうしてもリブート作品という扱いにされてしまっているが、「バイオハザード」の本質的な部分を映像化したという意味では、“初映画化”と言ってもいいのではないだろうか。
【ストーリー】
巨大複合企業<アンブレラ社>の拠点があるラクーンシティ。この街の孤児院で育った主人公クレア・レッドフィールド(カヤ・スコデラリオ)は、<アンブレラ社>がある事故を起こしたことで、街に異変が起きていると警告する不可解なメッセージを受け取り、ラクーンシティへと戻ってきた。ラクーン市警(R.P.D)の兄クリス・レッドフィールド(ロビー・アメル)はクレアの言うことをありえない陰謀論とあしらうが、やがて二人は街中を彷徨う住民たちの変わり果てた姿を目の当たりにする。次々と襲い掛かってくる住民たち。そんな中、二人は<アンブレラ社>が秘密裏に人体実験を行ってきたことを知るが……。
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