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嵐・相葉雅紀がパラアスリートにリスペクトあふれる対応、独自の司会者に

嵐・相葉雅紀がパラアスリートにリスペクトあふれる対応、独自の司会者にの画像1
嵐(Getty Imagesより)

 嵐の相葉雅紀がキャプテンを務める『VS魂』(フジテレビ系)。1月13日放送回では相葉がパラリンピック取材で意気投合したというパラアーチェリー日本代表の上山友裕選手をアドバイザーに招いてアーチェリー対決を開催したが、相葉の気配りやフォローが光る回となっていた。

 この番組は相葉を中心にキャプテン補佐の風間俊介、佐藤勝利(Sexy Zone)、藤井流星(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)、浮所飛貴(美 少年)が様々な対決企画に挑戦するゲームバラエティだ。

 この日は吉村崇(平成ノブシコブシ)の進行のもと、相葉と藤井が吉田沙保里と谷まりあの“チーム吉田”とアーチェリー対決を敢行。この企画は相葉のリクエスト企画ということで、対決前のトークでは「流星、俺はね、オリンピック・パラリンピックの中で最も注目してた競技がパラアーチェリー。で、俺アーチェリーやりたいのよ!」とやる気満々な相葉だった。続けて「今日特別にさ、カミヤマさん来てくれてる」と本人を紹介すると、上山選手は「ちょっと待って!」と大声を上げ「ウエヤマです! もう3回目です相葉さん!」と名字の読み間違いを注意。相葉が爆笑するなか、藤井が「関係性めちゃ出来上がってる」と感心したのだった。

 番組では20m先の的を狙う「20mアーチェリー」、10m先にあるボウリングのピンを矢で倒す「アーチェリーボウリング」、10m先の転がるボールに矢を貫通させる「シューティングボール」の3つのゲームが順に行われた。その中で上山選手は全てのゲームのお手本を見せる役を担っていたが、アーチェリーボウリングではストライクどころかピンを1本しか倒せなかったりするなど、意外にも大苦戦。現場ではそんな上山選手を共演陣が皆でイジるということが多々あり、その様子をVTRで観ていたアンタッチャブルの山崎弘也が「よってたかってイジるんじゃないよ!」とツッコむ場面も。その際、相葉は上山選手について「現役バリバリなんですけど、あんだけもう、優しいんですよ」とフォローし、山崎も「器の大きい方だね」と感心していたのだった。

 そして最後のシューティングボール対決でも、上山選手はお手本タイムにてボールに矢を貫通させることができず撃沈。超難関ゲームのため他の4人もなかなか当てることができず、途中上山選手がヘルプで再挑戦する場面もあったが、やはり射抜くことはできず。最終的に谷が見事貫通させてゲームは終わりと思われたが、そこで相葉がもう一度上山選手をヘルプに起用し、上山選手は三度目の正直とばかりにゲームに再々挑戦した。しかしそれでもボールを射抜くことに失敗した上山選手は「もうアカンわ。引退!」と投げやりにつぶやき、その言葉を聞いた周囲は大爆笑の事態に。

 このように、全体を通してあまりカッコいいところを見せられなかった上山選手だったが、相葉は「上山さん含めてなんか今日、みんなで遊んだ感じがしてすごい楽しかった」とほっこりとしたシメの言葉を発してゲームは終了。その後のスタジオトークでは、相葉は「ちょっと心配してたの。上山さんをわいわいイジって、本業のアーチェリーに引きずったらイヤだなと思って」と話しつつ、「そしたら次の大会、勝って。4連覇達成してたから!」と上山選手がロケ後に「JPAF杯トーナメント大会」で優勝したこともしっかりアピール。「(上山選手がゲームに失敗したのは)フィクションなんですよ、だから」とオチをつけ、トークを終わらせたのだった。

 この相葉の気配りやフォローに対し、ツイッターでは「いじりながらも嫌な雰囲気にならない相葉さんのバラエティ力が本当に好き」「ラストに上山さんの見せ場を作ったり、トークで上山さんの大会の活躍を紹介したり、ちゃんとリスペクトを感じる話をして締める相葉くんが素敵」「相葉さんと上山さんがいい関係を築いているのが伝わってきた」という絶賛の声が続出していた。

 嵐というグループ活動を一旦お休みしたことで相葉は、バラエティでの司会の腕を着々と磨いている。今回の上山選手との共演では、アスリートへ敬意をもちつつらしい優しさを随所に挟み込む、相葉の人柄がでたオリジナルな司会ぶりを発揮していたというところだろう。

最終更新:2022/01/18 21:00
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