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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 菅と二階の「大二階派」に翻弄される岸田政権

菅と二階、安倍派に対抗する「大二階派」画策で翻弄される岸田政権の舵取り

政治の貧困で失われる尊い命

 さて、予想されていたことだが、オミクロン株がものすごい勢いで蔓延している。文春によれば、厄介なのは、ワクチンではもはや感染を防ぎきれないことだという。沖縄では、オミクロン株陽性者の3分の2がブレークスルー感染だった。

「米国やフランスなどでは重症化し、入院している人の80%から90%はワクチン未接種者と言われています。これまで重症化リスクが高いのは高齢者や基礎疾患を持つ人とされてきましたが、今や最も重症化しやすいのは、ワクチンを打っていない人なのです」(国立陶生病院感染内科の武藤義和医師)

 年齢との関係で気になるのは、米疾病対策センター(CDC)が発表した「ワクチン接種ができない4歳以下の子供の入院が増加している」という現象だ。

 また、オミクロン株の症状は従来と同様、発熱や咳はあるが、より顕著になったのが鼻水・頭痛・だるさで、総じて風邪やインフルエンザなどと区別がつきにくくなっているのだ。

 そのうえ、政府にも対策上で問題があるという。

 菅政権時代までは厚労省出身の首相秘書官がいたが、岸田政権では不在になった。

「オミクロン株の感染力は高く、ファイザー製のワクチンや飲み薬は世界中で争奪戦になります。ワクチンを確保したら、接種のロジスティックスも準備しなくてはならない。官邸と厚労省が緊密に連携すべき場面は確実に増加します。現在の態勢のままでは困難が生じかねません」(首相周辺)

 またもや政治の貧困で、尊い命が失われるかもしれないのだ。いい加減にしてくれ!

 ところで、私は知らないが、もう中学生というお笑い芸人がいるそうである。

 もう中学生は吉本興業のお笑い芸人で、長野県の農業高校卒業後、2001年にNSC(吉本総合芸術学院)東京校に入学した。

 当初は4人組だったが、ほどなくピン芸人になった。段ボールなどで工作した小道具と、独特のワードセンスで2010年頃にブレイクしたそうである。

 その後はローカルタレントになっていたが、2020年に再びブレイクして、「2021年の芸人ランキング」(オリコンニュース)では、堂々首位になったという。

 しかし、彼の段ボールで作った小道具を実際に作っていたのはツクロークンという彼より10歳年長だが、吉本では6年後輩にあたる人間だったというのだ。

 しかしもう中は、そんなことは一言もいわず、自分が作ったものだと、彼の存在を隠していたそうである。

 ツクロークンはこういう。

「その頃には私は自分のネタのために作るものについて『もう中さんの二番煎じだよね?』と言われるように。その状況に耐えられなくなり、名前出すように強く抗議しました」

 しかし、もう中は返事をしなかったという。

 文春はもう中に直撃して、ツクロークンの名前を公表したくない? と聞くと、
「今はしようとしているので、それを弁護士さんを通じ伝えているところなので」と答えている。
 今のお笑い芸人たちは、独自のネタで人を笑わせるというよりも、物真似が多いのではないか。 

 したがって長続きしない。吉本興業の芸人のつくり方に根本的な問題点があるように思うのだが。

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