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BTS、今度は北米史上2位の興行成績を記録!全米制覇で韓国政府をも動かす!?

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BTS

 今やK-POPの枠を超え、世界的な人気グループとなったBTSだが、2021年12月に米ロサンゼルスのSoFiスタジアムで行った4日間のライブの売り上げが3,330万ドル(約37億円)を記録。この数字は、北米における1会場で行われたライブとしては史上2位の興行成績というから、まさに向かうところ敵なしの状況だ。

 だが、そんな彼らにとって今年22年は“節目の年”とも言える。なぜなら、12月にはメンバー最年長のジンが30歳を迎え、兵役に就く義務が生じるからだ。

「ご存じの通り、韓国では成人男性は28歳の誕生日までに軍に入隊し、約20カ月間の兵役に就かなければなりません。しかし20年の12月、大衆芸術分野のアーティストに2年間の兵役延期を認める兵役法改正案が可決されました。明らかにジンの兵役を意識した法改正で別名“BTS法”と呼ばれていますが、その延長期限も今年の12月に切れます。BTSが7人全員の“完全体”として活動できるのもあとわずかなので、今年は来日公演などの活発なライブツアーも期待されますが、全世界的にオミクロン株が猛威を振るうなど、コロナの状況によって今後の活動が不透明になりつつあります」(韓流エンタメ誌編集者)

 BTSは最年長で29歳のジンから最年少で24歳のジョングクまで、メンバー間で5歳の年齢差がある。メンバーの兵役に就く時期によっては、兵役を終えて全員が揃うまで最長で5年かかることもあり得る。

「さすがにそれはあり得ないので、各メンバーの入隊時期を調整して、メンバーを欠く期間を極力短くすることになるのでしょう。たとえば、SUPER JUNIORは10年にメンバーのカンインが最初に入隊しましたが、最後に兵役に就いたキュヒョンがグループに復帰したのが19年。約10年もの間、メンバーが揃いませんでした。BTS側としては、こうしたケースは最も避けたいところ。そう考えれば極端な話、全員が同じ時期に入隊すれば、最短の20カ月で全員揃います。もちろんその間、グループは活動休止せざるを得ませんが、今後コロナ禍によってそもそも活動がままならない可能性もあります。だったらいっそのこと、この時期に全員入隊してしまえと考えてもおかしくない」(同)

 そうはいっても、アイドルにとって2年近い空白期間は痛手と言えるだろう。その間に何が起こるかわからないし、グループの人気が凋落してしまうことだって十分考えられる。

 BTSの前の大物K-POPグループといえばBIGBANGだが、人気絶頂だった17年にT.O.P、翌年にG-DRAGON、SOL、D-LITEも兵役に就いている。その後、残されたメンバーのV.Iがスキャンダルで脱退し、19年に中心メンバーのG-DRAGONが復帰したものの、グループの活動は未だ再開できていない。そして、その間隙を縫うように頂点に立ったのがBTSだった。全米制覇した今の姿こそが、そもそもBIGBANGが目指したものだったはずだ。兵役さえなければと、彼らが悔やんだとしても不思議はない。

「ただ、もはやBTSは単なるK-POPアイドルではありません。地球規模の人気を誇るアーティスト。たとえば、英米のアーティストは2年どころかもっと長い期間休みを取ることもあるし、それで人気を落とすこともありません。BTSも彼らと同等かそれ以上の存在なのだから、同じように振る舞っても問題ないでしょう。さらに活動休止中、SNSなどを使ってメンバーを動静を定期的に伝えるなど、彼らの不在をファンに感じさせない手段だってあります。SNSが軍の服務規定に反するのなら、そんなのは韓国政府と交渉すればいい。BTSは韓国一のVIPなのですから、どうとでもなるはず。兵役が彼らの人気に及ぼす影響は限定的だと思いますよ」(同)

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