名曲「ラブホじゃいや」から8年、MARIN始動!友人の物語+メンヘラ要素の新作
#MARIN
SHAKKAZOMBIEの最新作も撮影 映像監督としての躍進
——最初にも話していた通り、今では映像の仕事もスタートしていらっしゃいますが、そのきっかけについて具体的にお聞きしてもいいですか?
MARIN Rocketがだいぶ落ち着いてきたタイミングで、VIKNくんや私、あと、周りの仲間たちが「音楽をやりたい」という方向に目が向き始めたんです。「今の時代、MVがないと話にならないけど、それを毎回外注してお金を使うのは大変。でも、いっぱい作りたい。どうしたらバランスが取れるんだろう?」って話し合ったんです。もともと楽天FMでラジオをやっていた時期があるんですけど、その時も音声編集はすべて自分でやっていたんですね。なので、「MVを1本取るお金で機材を買ってみない? 私、できそうなんだけど」って提案して(笑)。そこから機材を買ってやり始めたんです。ちょうどその時期は美容師学校も行っていたタイミングだったんですけどね。
SHAKKAZOMBIE – 空を取り戻した日DJ WATARAI REMIX) feat. IGNITION MAN, JON-E
——一度に多くのことを学ぶのはかなり大変だったのでは?
MARIN 全部、自己流なんですよね。お店の経営もそうなんですけど、正解はないんだな、って考えに行きつきました。学校でもいろんな先生が教えてくれるけど、先生もそれぞれのスタイルがあって、みんな言うことが違う。だから、「自分が納得すれば何でもアリじゃん?」って思うようになりました。
——周囲にクリエイティブな人たちがたくさんいるのも、MARINさんらしいなと感じます。先ほども、まつげエクステのサロンの話もありましたし、意欲的に動き続けているところが本当にすごい。
MARIN 映像の仕事も「動画を作ってみたい」という理由じゃなくて、「自分たちでこういう作品を作りたい」という動機が大切なんだと思います。そういう順序で始めているからこそ、続けられるのかなって。
——将来的な展望はありますか?
MARIN お店に関しては、人材育成というのはおこがましいかもしれないけれど、自分たちの経験を引き継いでもらえるような段階に入っているので、今は若いスタッフに働いてもらっているんです。私としては店舗を増やすことも考えていないし、このままずっと飲食店をやりたいわけでもないんですよね。
——あくまで、コミュニティ・スペースを作りたい、ということ?
MARIN はい。来年からもうひとつの事業もスタートする予定で、それは飲食とは無関係。映像の仕事もあるし、美容室もこれから改装する予定です。VIKNくんも別のビジネスを始める予定なんですけど、それらがすべてつながっていて、これからもどんどん輪を広げていけたらと思っています。もちろん、音楽のお仕事もやりたいときにしっかり形にしたいと思っています。
[プロフィール]
MARIN(まりん)
東京都生まれのシンガー・ソングライター。幼少からモダンバレエを始め、高校からはヒップホップダンスに傾倒。2010年よりソロとして活動をスタートし、数多くのヒップホップ作品にフィーチャリングとして参加。13年にはオリジナルアルバム『UNCHAINED』をリリース。現在は北千住にあるジュースバー「Juice Bar Rocket」の経営、映像クリエイトチーム「Coldpressed」の発足、そしてアーティスト活動を再始動させるなど、さまざまな分野で活躍。
Twitter〈@MARIN_singer〉https://twitter.com/MARIN_singer
Instagram〈i_am_marin__〉https://www.instagram.com/i_am_marin__/
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