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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『関ジャム』音楽Pの年間ベスト10

『関ジャム』音楽Pの年間ベスト10「サブスクにない曲は見つけてもらえない」

上位には宇多田、桑田、藤井風が入ってくるはず

 毎年のことだが、蔦谷は一般の嗜好にも目配せしながらジャンルを散らしたランキングを作成する。きっと、大変だと思う。Instagramで「胃を痛めながら選曲した」と明かしていたが、ご苦労様だ。


 というわけで、蔦谷の選んだ5~10位は以下である。

5位:浦上想起「爆ぜる色彩」
6位:ちゃんみな「太陽」
7位:Doul「Bada Bing Bada Boom feat. Zag SO-SO REMIX」
8位:宗藤竜太「ライムライト」
9位:LEX「MUSIC」
10位:Kiki vivi lily「New Day(feat.Sweet William)」

 Yaffleも選んだ9位のLEX、“男版・森田童子”と例えたくなる8位の宗藤竜太、「ハレンチ」で大きな注目を浴びた6位のちゃんみななど見どころの多いセレクトとなったが、何と言っても5位の浦上想起だ。「宅録音楽家」を名乗る彼の楽曲はキリンジ好きからいかにも支持を受けそうな雰囲気があり、文句なく耳に残る。さっそく、筆者はサブスクで「爆ぜる色彩」をヘビーローテションしている。良い。

 それぞれの5位までを見た印象は、例年以上にマニアックだった。あと、いかにもJ-POPっぽい曲は皆無。ギターをかき鳴らしたりドラムを叩きまくったりする曲はランクインしていない。

 でも、まだわからない。この企画は2週にまたぐ模様。今夜放送の『関ジャム』にて、4位以上の楽曲が発表されるのだ。王道曲は毎年、ランク上位に食い込んでくる。はっきり言って予想は容易だ。宇多田ヒカル「君に夢中」、桑田佳祐「SMILE~晴れ渡る空のように~」、藤井風「きらり」「旅路」、星野源「不思議」、東京事変「緑酒」、STUTS&松たか子 with 3exes「Presence Ⅰ(feat. KID FRESINO)」、それにAdoも何かしらの曲がランクインすると思う。

 それにしても、面白い。Yaffleが偏った曲をセレクトした『関ジャム』の直後に放送された『Love music』(フジテレビ系)は“2022年 各レコード会社のイチ押しアーティスト”を紹介していたのだ。対比がくっきりしている。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/01/16 20:00
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