『ねほりんぱほりん』売れないホストの“負のオーラ”…不遇の理由は顔じゃない!
#NHK #ねほりんぱほりん
貢いでもらうためにお客さんを彼女にする「本カノ営業」
ヒロさんが持つ「姫」は計3人で、30代と50代と60代の女性。30代の女性は、彼の彼女だそうだ。お客さんを彼女にして貢いでもらう「本カノ営業」、略して「本営」と呼ばれる方法である。
「ホストの中でよくある営業方法なんで、彼女に愛情はないです」(ヒロさん)
はっきりと言い切ってしまった。全国にいるホストの彼女はこれを見て戦慄したか? それとも、女性もわかって付き合っているのだろうか?
「気持ちがないのは薄々、その子も気付いているんです。だけど付き合ってる歴が長くて、7年くらいになるので。ここ数年は『私たちってなんだろうね?』みたいな言葉がボソッと出たりとか」(ヒロさん)
本営に愛がないのは女性側も知っている。だけど、今まで費やした金額は大きいし、後戻りはもうできないという心境。女性の年齢を考えるとリリースしてあげるべきだが、こういう世界では仕方のないことなのか?
「その子からしても7年間で歳もとったので、なかなか今から別の恋をしようっていうわけにもいかないような感じですね」(ヒロさん)
一方、トモさんは「本営」に対して懐疑的だ。
「ホスト始めたての頃は試したこともあるんですけど、歌舞伎町では実際に刺されている人もいますし、大事件になるリスクと隣り合わせっていうこともあるので、終わりは綺麗にするべきだと思ってます」(トモさん)
ちなみに、ヒロさんは彼女設定のその女性を一度も抱いたことがないという。他のお客さんも抱いていない。それはヒロさんも同様だ。
「キャバクラとかで考えてもらうと、わかりやすいかもしれないですね。キャストの女の子にアフターで『ホテル行こうよ』と誘う方って結構いらっしゃると思うんですけど、うまく断って『もっとお金使ったらね』ってかわしたり。『1発行ったからもうあの人はいいや、次行こう』っていう子も、もちろんいるので」(トモさん)
抱けそうで抱けない距離感が大事。確かに、最もグッとくる関係性である。「なんとか抱けるかもしれない」という感情が財布の紐を緩める。抱いたら、もうそこでゴールだ。
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