ジャニーズ“本気”のゲームYouTubeチャンネル、今後は配信動画に注力?
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ジャニーズのゲーム専門YouTubeチャンネル「Johnny’s Gaming Room」が今年元旦、満を持してグランドオープンした。Hey! Say! JUMPの有岡大貴、Kis-My-Ft2の玉森裕太、宮田俊哉を中心に、ジャニーズWESTの重岡大毅、藤井流星、神山智洋、Snow Manの深澤辰哉、向井康二、佐久間大介、SixTONESの田中樹、高地優吾、森本慎太郎、なにわ男子の高橋恭平、長尾謙杜、大橋和也、Sexy Zoneの佐藤勝利がスターティングメンバーに抜擢。グループを横断して総勢13人のジャニーズアイドルが参加する、超大がかりなプロジェクトだ。
「毎週火曜から金曜はゲーム実況、土曜はバラエティ企画と、週に5回も動画を配信するという力の入れようです。ジャニーズ事務所はこのチャンネルの開設に合わせ、元テレビ局の社員など企画や映像のプロをスタッフとして集めたと聞きます。参加メンバーも、SixTONES、Snow Man、なにわ男子といま事務所が推しているグループから集めている。大所帯ですが、ただのゲーム好きの寄せ集めというよりは、ファンがダブらないようにうまく13人を選別をしているという印象です。すでにチャンネル登録者数も約84万人(1月11日時点)と、絶好調でスタートを切っています」(民放関係者)
ジャニーズといえば、昨年春にスタートしたYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』が、1月4日に登録者数300万人を突破したばかり。勢いのある動画コンテンツに注力するのも頷けるが、なぜ「ゲーム」専門のチャンネルなのか。テレビ局関係者が裏事情を教えてくれた。
「いま、テレビ局を始めマスコミの間では、eスポーツに関係する事業が今後もっとも稼げるジャンルのひとつだといわれています。自治体や国から予算を獲得できるチャンスもあり、キー局も深夜帯でeスポーツやゲームに関する番組を実験的に放送してデータを収集している。ジャニーズも、eスポーツで稼ぐことを視野に入れているようです。いまよりもっとeスポーツが世間的に認知された際、さらにいろいろな取り組みができるように準備をしているのでしょう」(民放関係者)
ジャニーズは、eスポーツ以外にも、ゲームという巨大産業にターゲットを絞って稼ぎ口を見つけるつもりのようだ。
「人気YouTuberによるゲーム実況などの人気もあり、ゲームメーカーもタイアップなどで広告を出せる媒体を探っているところです。ジャニーズはそこに目をつけて、King & PrinceがCMに出演するなど関係の深い任天堂をはじめ、各ゲームメーカーから出稿をもらうことを想定した動画づくりをしていくそうです。今回のYouTubeチャンネルにKing & Princeのメンバーがいないのは、任天堂とのテレビCMの絡みがあってのこと。『Johnny’s Gaming Room』では特定メーカーとの関係を強くせず、自由に動画を制作していくつもりのようです。ゲームメーカーも、ジャニーズタレントで若い女性ユーザーを取り込めるとあればかなり前向きで、大手広告代理店と組んでかなりの額を出稿していく予定だとか」(民放関係者)
ジャニーズ事務所が、自社で企画・制作したYouTube動画で本格的に稼ぎはじめたのには、時代の流れはもとより、“嵐ショック”も影響しているという。
「大野智がこのまま芸能界を引退をする可能性は高く、これまで事務所を支えてきた嵐の売上はなくなることが想定されている。嵐がいなくなった売上の“穴”を埋めるため、動画配信事業を収益の新たな柱にしようと気合が入っているようです。『Johnny’s Gaming Room』が毎週土曜に配信する“バラエティ企画”は、将来的にDVD化して販売することも考えているとか。ちなみに、『ジャにのちゃんねる』もDVD化を想定しているそうです。現状はYouTubeですが、最終的にはジャニーズで独立した動画メディアを作り上げようとしているなんて話も」(民放関係者)
ジャニーズタレントが、地上波のバラエティ出演よりも配信動画を優先するなんて日も、そう遠くないのかも?
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