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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 日中国交正常化50周年でも動けない岸田首相

安倍晋三の顔色ばかりを窺う岸田首相、日中国交正常化50周年でもなぜ動けないのか

氷川きよし、選べるなら「紅組がいいわよねぇ」

 昨年末のNHK紅白は、視聴率はよくなかったが、話題性はあった。それは、紅組・女、白組・男という分け方が多様性を阻害している、LGBTQの人たちも入れるべきではないかという意見が朝日新聞などで取り上げられたからだ。

 私の個人的な考えとしては、長年続いてきた紅白の形を変えるのは難しいだろうから、役割を果たした紅白を「安楽死」させて、新しい形の歌番組にし、そうした課題を入れ込んでいけばいいのではないかと思っている。

 今回の紅白で、一番注目されたのは氷川きよし(44)であったようだ。氷川の美女化が止まらないと文春が報じている。

「一人称は『あたし』で、メイクを施しドレスを纏う。今回のリハーサルの際には、“今後、紅組・白組を選べるようになったらしい”という噂を聞き、『それなら紅組がいいわよねぇ』と言っていた」(NHK関係者)

 自分らしく生きる、演歌と決別したいと考える氷川に事務所は反対してきていて、取材で氷川が発言しても事務所に削られてしまうこともあるという。

 その氷川は、過去2回、演歌を封印している。その氷川にNHK側が今回依頼したのが、美空ひばりの『歌はわが命』だった。

 氷川は、歌手として生きる意味を歌った曲と、自身の状況を重ね合わせたのか、非常に喜んだという。

 氷川に、美川憲一、美輪明宏などがチームを組めば赤や白など蹴散らしてしまうパワーがありそうだ。今年の紅白は、フィナーレをそうしたらどうだろう。そうして紅白の歴史に終わりを告げるのだ。

 ところで、オミクロン株が世界中を覆いつくす勢いである。アメリカなどは1日の感染者数が100万人といわれる。

 それほど感染力の強いコロナウイルスが日本にも広がらないわけはない。

 昨年暮れから新年にかけてジワジワと感染者数が増え、沖縄、山口、広島は蔓延防止が発令された。第6波は途方もない数の感染者を出すことは間違いないようだ。

 だが、感染者が増えてもそう心配はないという見方が大勢を占めている。

 東京農工大学農学部附属感染症未来疫学センター長の水谷哲也教授がこう解説する。

「通常は感染力が高まった分、体内に侵入するウィルス量も増え、重症化リスクも増すはずなのですが、オミクロン株は不思議なことに、重症化や死亡リスクはデルタ株より低いとみられます。考えられる理由の一つが、約30カ所と変異が起こりすぎたため、ウィルスの持つ特性が打ち消されてしまった可能性です。スパイクタンパク質に変異が生じすぎると、全体のバランスをとろうとするかのように、ウイルスのある特性が押さえ込まれるケースがあります。オミクロン株の場合、抑え込まれた特性のなかに“致死性”や“猛毒性”が含まれていた可能性は、排除できません」

 デルタ株より重症化する率は非常に低いと皆一様にいうが、本当だろうか。

 名古屋工業大学先端医用物理・情報工学研究センター長の平田晃正教授は、
「東京都の1日当たりの新規感染者数は2月に入って増えはじめ、2月後半から3月前半にかけて2200人前後をピークに、その後は斬減。デルタ株の2倍と仮定すると、ピークは3月後半の4000人弱になります」

 第5波で記録した5000人超には及ばないと見る。

「マスク着用や手洗い、検疫体制の維持など、感染防止対策を取り続ければ、第5波のような大波は来ない」(平田教授)という。

「7、8月までには、新型コロナは外来で対処できる風邪になっていると、私は予想しています」(浜松医療センター感染症管理特別顧問の矢野邦夫医師)

 専門家たちはそろそろコロナが収束すると予測しているが、果たしてどうなるのだろう。私は少し楽観的すぎるような気がするのだが。

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