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#週刊誌スクープ大賞
羽生結弦、94年ぶりの五輪3連覇なるか
「歌舞伎町で47歳の母親が9歳の息子を非常階段から突き落とした」というタイトルに驚いて読んでみた。
昨年の12月29日の朝7時過ぎ、新宿の歌舞伎町のホテルから、ものすごい音を立てて人間が墜ちる音がしたという。
歌舞伎町交番の警察官が一斉に飛び出してきた。大浴場を完備した高層タワーホテルの23階に行くと、取り乱し泣きじゃくっている母親と7歳の女子がいた。
そこから落下したのは小学3年生の男の子だった。即死だった。
母親が殺意を持って突き落としたことを認めた。「三人で順番に飛び降りるつもりだった」と、無理心中を図ろうとしていたと文春が報じている。
母親には精神疾患があり、等級は日常生活に著しい制限が必要な二級だったそうで、刑事責任能力の有無を慎重に調べているようだ。
亡くなった子供、残された子供が哀れだが、母親には夫がいて、仕事に出かけた間に子どもを連れて家を出たようだ。
文春によれば、この高層ホテルは「自殺の名所のようになっている」という。昨年5月にも、連続して自殺が起きていたそうだ。
ホテルの上からは、コロナでやや自粛しているとはいえ、日本一の盛り場の華やかな明かりがよく見える。
そんな“幻影”のような光景を見ていると、フッと死を選びたくなるのだろうか。
さて、フィギアスケートの大スター、羽生結弦(27)が先月行われた全日本選手権で見事な復活優勝を果たした。
北京五輪で優勝するために4回転半ジャンプにも果敢に挑んだが、回転不足のため100%とはいかなかった。
足首の負傷は慢性化し、満身創痍だという。北京五輪で4回転半を成功させれば、引退するのではないかと見る向きもあるという。
新潮によれば、自著『夢を生きる』(中央公論新社)の中では、「(四回転半を)跳ぶまでは辞めちゃダメ」と決意を綴っているという。
小学校から高校まで羽生が指導を受けた都築章一郎はこういっている。
「彼の発言を見ると、4回転アクセルを跳ぶことを一つの使命のように感じている部分があります。ですから、それが達成された時は終止符として引退することもあるかもしれません。一方で、彼は小さい頃から夢を追うスケーターでした。新たな目標を見つけ、現役を続ける可能性もある。それはやはり本人しかわからないでしょう」
北京五輪で勝てば94年ぶりになる五輪3連覇になる。27歳という年齢を考えると、それを花道にするというのが、私はいいと思うのだが。どちらにしても今回の五輪に賭ける意気込みは相当なものがある。楽しみにしたい。
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