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乃木坂46を語らせてください!#5

大園桃子、乃木坂46でいてくれてありがとう。涙と葛藤に悩んだアイドル人生

「乃木坂46も悪くないなって思った」

 2019年に公開されたドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』では、乃木坂46が2018年に「シンクロニシティ」で2度目の日本レコード大賞を受賞した後、大園が齋藤に対して「乃木坂46も悪くないなって思った」と語るシーンも印象的だった。乃木坂46にひとさじの居心地の良さを感じ、ようやくアイドルという世界に一歩足を踏み入れることができた大園の姿だったのだ。だからこそ、大園がラストステージとなった「真夏の全国ツアー2021」福岡公演2日目のスピーチで、「乃木坂46になることができました」と胸を張ってくれたことは、これまでの彼女の葛藤を目撃してきたからこそ、感慨深いものがあった。

 誰よりも仲間思いで、純粋な心を持っていたからこそ、アイドルという職業に疑問を感じることが多かったのかもしれない。それだけに、5年間もアイドルであり続けてくれた大園には感謝の気持ちでいっぱいだ。この5年間で大園のまっすぐでひたむきな姿は、ファンの胸にしっかりと刻まれている。

川崎 龍也(アイドルライター)

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

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かわさきりゅうや

最終更新:2023/06/22 00:47
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