トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 坂上忍、安倍晋三元首相を向批判

坂上忍、安倍晋三元首相の「新型コロナ」発言を真っ向批判も…世間からは反発の声

坂上忍、安倍晋三元首相の「新型コロナ」発言を真っ向批判も…世間からは反発の声の画像1
坂上忍

 俳優の坂上忍が6日、MCを務めるフジテレビ『バイキングMORE』に生出演。「コロナ5類扱い」発言をした安倍晋三元首相へ「外から言うのは簡単」と発言し、波紋を呼んでいる。

 番組では3カ月ぶりに新規感染者が全国で2000人を超えた新型コロナウイルスについて特集。そこで読売新聞に掲載された安部元首相の「オミクロン株への警戒は必要ですが、薬やワクチンで重症化を防げるならば、新型コロナを季節性インフルエンザと同じ『5類』として扱う手はあります」という発言を紹介し、『5類』引き下げへの議論へとすすんだ。

 長崎大学大学院教授の森内浩幸氏は「飲み薬は発症してから2~3日以内の服用が大切」とすぐに処方できる5類への引き下げに賛成。

 一方、愛知医科大学病院感染症科の三鴨廣繁氏は「医療従事者への感染リスクが高まる」ため時期尚早と反対し、また薬の数が不十分で行き渡らないこと、予防投与の承認が得られていないことも理由に挙げた。

 これを聞いていた坂上は「森内さんも三鴨さんも、専門家として知見に基づいてご意見がある」と、さまざまな考えがあると前置き。安倍元首相の発言についても「安部さんも意見としては、こういう意見を持ってらっしゃるのも『いいんじゃないですか』と思うんですけど」といったん尊重をしつつも「岸田総理庇うわけじゃないけど、安部さんが総理の時にね、果たしてこのタイミングでこういうこと言えてるんですかって。俺は逆にそれを聞いてみたいよね」と、苦言を呈した。

 そして追い打ちをかけるように「外から言うのは簡単なんですから」と、言い放っていた。

 番組降板発表前後あたりから、勢いがなくなっていたと言われる『バイキング』。

 久しぶりに、坂上からの政治権力へのガツンとした一発であったようにも見えたが、ネット上では「久しぶりに正論」「やっといってくれた」という意見は少数で「外からごちゃごちゃ言ってる坂上が、外から言うことは簡単なんですからって」「自分のこと言ってるの?」「1番外からワーワー言ってるの、ワイドショーの人たちだよね」「おまゆうブーメラン」と、反発の声が多く上がっていた。

 東京オリンピック後は落ち着いていた坂上の政府批判。コロナ感染者が増加するに伴って増えていきそうだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/01/07 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画