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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > ジャニーズ著作権ガチガチでネットと合わず

著作権ガチガチのジャニーズはネットと合わない!? ゲームchでさっそく騒動が

著作権に厳しいジャニーズの対策が裏目に…

 ジャニーズが著作権侵害に対して厳しいのはよく知られているが、こうした報告をしている人たちはジャニーズの写真やコンテンツを使ったわけではなく、あくまで普通にスプラトゥーンの動画投稿や配信をしただけ。これはいったいどういうことなのだろうか?

 事の詳細は、こういった流れのようだ。

 KAT-TUNの中丸雄一が、スプラトゥーン2のゲーム実況動画をYouTube上で公開した。これに対して、ジャニーズが無断転載などを防ぐ目的で動画を著作権者として登録。YouTube上での監視システムのAIがスプラ動画の一部を誤判定して、著作権侵害に当たると判断したという経緯のようだ。

 これにはゲーマーたちもまいったようで、「はた迷惑」「AIによる無差別スプラ動画爆撃?」という声が見られた。ご存じのとおり、YouTube上には膨大なコンテンツが存在し、テレビや他人の動画を転載しただけの悪質なものがあるのも事実。こうした対処にはAIの自動判定が用いられていると言われており、今回はそれが良くない方向に作用した。

 この一連の流れはジャニーズ側の故意的なことではない思われるため、異議申し立てをした投稿者もいる。その後、同社からの著作権侵害は解除をされたという報告も挙がっている。

 週5回の更新が発表されているJohnny’s Gaming Roomでは、今後いろんなゲームを扱っていくと思われるが、こうした騒動が再び起こらないといいのだが。

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2022/01/06 12:00
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