香取慎吾の結婚と元SMAPマネージャーの手腕 ジャニーズ事務所の空気も変化?
#ジャニーズ #SMAP #香取慎吾
元SMAPの香取慎吾が2021年12月28日、2歳年上の一般女性と結婚したことを発表した。交際期間は25年におよび、事実婚状態が長く続いていたという。
「香取自身が認めたことはありませんが、交際は過去にも何度か報じられており、事実婚状態だったことは周知の事実でした」(ベテラン芸能記者)
元SMAPのメンバーとしては、草なぎ剛も2020年12月に結婚を発表している。
「ジャニーズ事務所時代のSMAPメンバーたちは、基本的に結婚を“許してもらえていなかった”と言われています。それは故ジャニー喜多川氏の意向が強かったとされており、ジャニー氏は“結婚をしてもいいけど、それで人気がなくなるのは自分の責任だよ”というスタンスだったようですね」(同)
しかし、元SMAPのメンバーの中で木村拓哉だけが、特別扱いとなっていた。
「現役のジャニーズタレントで結婚を許されたのは、“ジャニーさんのお気に入りだった人”だけなんて言われることも多かった。木村拓哉の結婚が許されたのも、木村がジャニーズ事務所内で特別な存在だったから。逆に、木村以外のSMAPのメンバーたちは、ジャニーズ内では傍流のグループとして“別モノ扱い”でしたからね。そんな状態下で、SMAPをあれだけの大スターに育て上げた飯島三智マネージャーは、本当にとんでもない手腕だったと言えます」(同)
元SMAPメンバーの結婚については、飯島氏からのメッセージを感じる、という見方もあるようだ。
「恩を仇で返されるような形でジャニーズ事務所を追い出された飯島さんとしては、ジャニーズではできなかったことをやりたいという思いもあるはず。もちろん、ジャニーズ時代に結婚をさせてもらえなかったメンバーのことを第一に考えていたのでしょう」(芸能事務所関係者)
その一方で、昨年は嵐の櫻井翔、相葉雅紀、元V6の坂本昌行など、ジャニーズ事務所の所属タレントも次々と結婚を発表した。
「嵐は活動休止、V6も解散したことで、結婚を発表しやすくなったというのはありますし、ジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏が亡くなり、事務所の上層部が入れ替わったことも大きいでしょう。ジャニーズ事務所も飯島氏がいたころとは様変わりし、かなり柔軟になってきている。そういう意味では、いまのジャニーズ事務所はどちらかというと“飯島スタイル”に近づいているのかもしれない。新人の売り出し方も、どのグループも結局はSMAPの成功体験を追っているような場合が多く、ステージこそを重視するジャニー氏のスタイルから少しずつ変わりつつあるようも見える。ジャニーズ内でも、いまとなっては“飯島さんが正しかった”という空気があるんじゃないですかね」(同)
香取慎吾の結婚発表によって、飯島氏によるマネージメント力、プロデュース力の高さが、再度浮き彫りになっている。以前に比べて芸能界での支配力が低下していると言われる“ジャニーズ帝国”だが、飯島氏がジャニーズから離れない未来がもしあったのであれば、いまなお絶対的な支配力を見せつけていたかもしれない。
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